【風間公親-教場0-】“ヒモ男”に情報を流した新人刑事・鐘羅(白石麻衣)に視聴者「それはだめだろ」

俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時)の第8話が、29日に放送された。今回は、第7話から登場している新人刑事・鐘羅路子(かねら・みちこ/白石麻衣)の進退が明らかになった。

白石麻衣【写真:ENCOUNT編集部】
白石麻衣【写真:ENCOUNT編集部】

ついに“風間道場”から転属者が!

 俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時)の第8話が、29日に放送された。今回は、第7話から登場している新人刑事・鐘羅路子(かねら・みちこ/白石麻衣)の進退が明らかになった。

 同作は、2020、21年に新春SPドラマとして放送された『教場』『教場Ⅱ』シリーズの連続ドラマ。キャリアの浅い若手刑事が、木村演じる冷徹で“最恐”の教官・風間公親(かざま・きみちか)とバディーを組まされ、実際の殺人現場で捜査の基本をたたき込まれていく。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

“ヒモ男”の彼氏と同棲している鐘羅は、彼氏の頼みで実相寺実という男の情報を薬物銃器対策課から聞き出す。実相寺には覚せい剤所持と使用の疑いで、警察の行動監視がついていた。

 さらに鐘羅は、木造一軒家に住む小田島澄香(ソニン)が変死体で発見された事件を調べるうちに、小田島が闇の交友リストを持っていることを知る。その中に実相寺と、彼氏の西田徹(渋谷謙人)の名前を発見してしまった。

「私から聞いたって言わないでくれる?」と、鐘羅は西田に警察の情報を伝える。西田は鐘羅の心配をよそに多くは語らず、「新しい携帯にしたいんだ」と話をそらすのだった。

 その後、小田島殺害の犯人と思われるネット販売業者・名越哲弥(小池徹平)の事務所を訪れた鐘羅は、西田の姿を目撃してしまう。名越は西田に封筒を手渡すと、別の封筒を受け取っていた。

 ある日、鐘羅が帰宅すると、西田の姿がなかった。鐘羅が貯めていた小銭やゲームなどが持ち出されている。電話をかけてもつながらない。鐘羅は西田が出て行った現実を悟り、崩れ落ちた。その頃、別の女性に食事をおごってもらっていた西田は、突然現れた警察に逮捕された。

 捜査を進める内に、小田島と名越がネットで違法薬物や覚せい剤を取引していたことが明らかに。名越は小田島とのビジネス関係を解消したいと思ったが拒まれたため、殺害を決意したのだった。西田と実相寺は名越に雇われており、西田は覚せい剤の運び屋をしていた。

 風間は鐘羅が西田に情報を流したことを把握していた。捜査情報を第三者に漏らしてしまった鐘羅に風間は、「弱みを握られていたのか」と問う。しかし鐘羅の答えは違うものだった。

「いえ……。私が一緒に住もうって。もうなんか……あんなのばっかりと付き合っちゃうんですよね……」と語り始める鐘羅。「遊んでばっかりで、バイトはすぐ辞めちゃうし……。身の回りのことだって何もできなくて……。会ったのだって、街でけんかしてるの止めたときだし」と男のダメっぷりを明かすと、「ご飯誘われて……なんでホイホイついて行っちゃったかなぁ。好きだったのかなぁ……なんとなくですけど……」と情けなさそうに涙を流した。

「交番勤務からやり直すか」と聞かれた鐘羅は、「クビにしてください。お世話になりました」と頭を下げた。

 鐘羅の告白に「ダメ男じゃないとダメな人っておるよねぇ……」「脅されてた訳ではなく本当に純粋にあのヒモ男のために動いたのか。それはだめだろ」「今までの新人の中でも刑事としてなかなかできる方だと思うのに、プライベートが1番ダメすぎるわ……」とショックを受ける反応が。

 辞職を願い出た鐘羅に風間は、「入院して治療するはずだった。この目のな」と語り始める。「しかし君が来た。君は男女の感情について独特な感性とアンテナを持っていた。なんとなくだが」と鐘羅の口調を真似(まね)して伝えると、「優れた素質の持ち主だ。警察には必要な人材だと確信した。だから現場で君を指導した」と珍しく褒めたのだった。

 ドラマ終盤、地域の人に頼られながら交番勤務の鐘羅の姿が映る。これまで“風間道場”で鍛えられた新人たちは刑事を続けているため、鐘羅は交番勤務に戻った唯一の新人ということに。SNS上では、「風間道場から交番勤務に転属してしまった刑事が出るなんて!」「優秀だっだけど風間道場を卒業とはならずのパターン」と驚きの声が。同時に、「ヒモ男から卒業出来るといいけどね」「もうヒモ男に捕まるなよ~」と応援の声も挙がっている。

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