吉高由里子&柄本佑、平安衣装で撮影開始「令和からタイムリープしたような気持ち」 24年大河『光る君へ』

俳優の吉高由里子と柄本佑が28日、京都・平安神宮で2024年放送予定の大河ドラマ『光る君へ』のクランクインを迎えた。

『光る君へ』がクランクインを迎えた【写真:(C)NHK】
『光る君へ』がクランクインを迎えた【写真:(C)NHK】

京都・平安神宮で撮影がスタート

 俳優の吉高由里子と柄本佑が28日、京都・平安神宮で2024年放送予定の大河ドラマ『光る君へ』のクランクインを迎えた。

 主人公・紫式部(まひろ)を演じる吉高と紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長を演じる柄本が、平安神宮でクランクインした。この日、撮影したのは第2話、第4は暗視で放送予定の2シーン。

 同作の舞台は平安中期。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静の脚本で物語を紡ぐ。

 吉高は「これからの1年半という長い期間の初日を、ドラマにゆかりのある京都で迎えられたこと、大変嬉しく思っています。この平安神宮での撮影は、令和から平安時代にタイムリープをしたような気持ちになりました」とクランクインの喜びをかみ締めた。

 そして、「いよいよ撮影が始まりますが、戦のない鮮やかな時代なので、ふだん見られない光景や衣装、四季を楽しめるのかなと思ってます。紫式部のキャラクターについて、それほど明るいキャラクターというイメージを持っていませんでしたが、今作は好奇心旺盛で多感な女の子になっています。まひろの成長とともに、源氏物語がどう描かれていくのか、紫式部の興味に気づいていけたらなと思っています。大石さんの情熱的な脚本を照れずに頑張って演じていきたいと思います」と座長としての思いを明かした。

 また、柄本も「準備段階で京都に何度も赴いて、紫式部のお墓や道長ゆかりの場所を巡ってきました。いよいよ撮影開始となり、京都が舞台の物語をまずこの京都からはじめられること、しかも今日は道長にとってもちょうどドラマ初登場のシーンの撮影で、これから一年半撮影が続く初日に、その大元となるエネルギーを頂けた感じがしていて大変光栄です」と役作りを入念に重ねていたことを説明。

「吉高さんとの2度目の共演、またはじめて共演する方も多く非常に楽しみにしています。いまのところ大石さんが書かれる脚本が、『まあ面白い』。今日は歩いているシーンの撮影でしたが、早く大石先生のセリフをしゃべってみて、自分の中にどんなことが起こるのかというのも楽しみです」と今後の展開に期待を寄せた。

次のページへ (2/2) 【写真】艶やかな平安衣装姿でクランクイン…『光る君へ』に出演する吉高由里子&榎本佑の別カット
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