小手伸也、去年の11月は月収「7万円」翌月は「信じられないくらいバーンと上がった」
俳優の小手伸也が27日、都内で行われた映画『大名倒産』(6月23日公開)の完成披露試写会に出席した。自身の月収事情を告白した。
「家計を考えるのがすごく大変」と苦笑い
俳優の小手伸也が27日、都内で行われた映画『大名倒産』(6月23日公開)の完成披露試写会に出席した。自身の月収事情を告白した。
小手は今回、「勘定方」という江戸時代の金銭の出納担当者・橋爪佐平次を演じた。本作にちなんで「俳優の世界もやはり財政難に陥ると言いますか、収入が不安定。『今月こんだけもらえたのに、来月これしかないのか……!』みたいなことが、けっこう多発している。それがけっこうな額の差がある」と切実な悩みを吐露。
次いで「通帳を見て『あっ……! これだと今年、税金すごいな……! これどうしよう。事務所に給料前借りしたほうがいいのかな……?』。そういう悩みとストレスを100倍にしたら橋爪さんになるのかな」と自虐まじりで役を説明した。
司会から、最近は幅広く活躍し、財政難に陥ることはないのではないかと尋ねられると、小手は「去年の11月は7万円でしたからね。ビックリしましたよ」と赤裸々に告白。「その翌月はもう、なんか信じられないくらいドーンと上がった。もう、高低差が激しい。ちょっと生活の算段、家計を考えるのがすごく大変。これ何の話してるの!?」と我に返って会場を笑わせる一幕も。
その後、小手は「赤裸々な話をしちゃって……」と失笑。司会からネットニュースの皆さん大好きですから、と慰められると、小手は肩を揺らして笑った。
同イベントには、主演の神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、桜田通、浅野忠信、佐藤浩市、前田哲監督も出席した。イベント内では、5月19日に30歳の誕生日を迎えた神木をサプライズケーキでお祝いした。
浅田次郎の時代小説「大名倒産」が原作。越後・丹生山藩の鮭役人の子にして、お人好しで商売が上手いとは言えない小四郎(神木)は、実は徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎだった。庶民から殿様に成り上がるも、丹生山藩は25万両(およそ100億円)もの借金を抱えるワケあり藩だった。困り果てる小四郎に、一狐斎(佐藤)は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるというが……、というストーリーが展開される。