【どうする家康】板垣李光人が考える直政の魅力と演じる意味 「イマドキの子に近い」
俳優の板垣李光人が28日、出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、演じる井伊直政が徳川の家臣団の新戦力になることについての思いを公表した。
井伊家の御曹司・井伊直政を熱演
俳優の板垣李光人が28日、出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、演じる井伊直政が徳川の家臣団の新戦力になることについての思いを公表した。
「一言で言うと、直政は家臣団の“Z世代”という感じだなと思います。自分もそうですけれど、直政もイマドキの子に近いなと思いますし、それが今作においての井伊直政の魅力だったり、僕が演じる意味にもなるのかなと思っています。直政は思ったことを直球的に温度感高めに言うところがあります。僕自身はローの(低い)テンションのままで言いたいことを言うタイプですが、そこは自分とも少し似ているかなと思っています」
家康に仕えることを決断するシーンについても言及。
「第16回の初対面シーンと第20回の殿(家康)とでは、オーラというか、対峙(たいじ)したときに感じるものが全然違っていて。そこにすごく引っ張ってもらえたなというのは一番感じましたし、そこでだいぶ気持ちを上げてもらったのは印象に残っています。『民を苦しませる殿様より、笑顔にさせる殿様の方がずっといい』というセリフは、直政の生きてきた世界を物語っているなと思いましたが、元々は嫌っていた家康に歩み寄るという気持ちの変化は、自覚のある中で徐々にというよりは、気がついたらひかれていたという感じだったのかなと思いながら演じていました。これから直政が徳川家臣団に対してどのような風を吹き込むか、ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」