【麒麟がくる】新たな主君・朝倉義景はマムシと正反対!? 次回から越前編

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第17回が10日に放送された。第17回では、道三(本木雅弘)と高政(伊藤英明)が長良川を挟んでぶつかりあう。己の出自を偽る高政が国を誤った方向に導くと考えた道三は、高政と直接対峙し「父の名を申せ」と迫る。道三に加勢し、高政への協力を拒否した光秀(長谷川博己)は美濃を逃れることになる。

越前編の新キャスト。左から安藤政信、間宮祥太郎、長谷川博己、ユースケ・サンタマリア、本郷奏多(2月撮影)
越前編の新キャスト。左から安藤政信、間宮祥太郎、長谷川博己、ユースケ・サンタマリア、本郷奏多(2月撮影)

道三、光安、伝吾に別れを告げた光秀。向かった先は…

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第17回が10日に放送された。第17回では、道三(本木雅弘)と高政(伊藤英明)が長良川を挟んでぶつかりあう。己の出自を偽る高政が国を誤った方向に導くと考えた道三は、高政と直接対峙し「父の名を申せ」と迫る。道三に加勢し、高政への協力を拒否した光秀(長谷川博己)は美濃を逃れることになる。

 道三軍は敗戦濃厚となったが、道三は高政のもとに単騎で乗り込むと、一騎打ちを申し込む。土岐家の血を引くと自称する高政に対し、「そなたの父はこの斎藤道三じゃ!」と高らかに宣言した道三だったが、高政軍の兵によって討ち取られる。道三の死後、高政は光秀に「自分の政治を手伝え。そうすれば今回の謀反は見逃す」と迫るが、光秀はそれを拒否する。

 謀反を責められることになった光秀。高政軍が迫る中、叔父・光安(西村まさ彦)に「ここは落ち延びて明智家の主として再び城を持て」と説得された光秀は、城や土地を捨て逃げることを選ぶ。

 10日に放送された第17回で、光秀の青年期を描いた美濃編はいったん終了。第18回からは、舞台を越前に移し、光秀の壮年期が描かれる。越前では新たに朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)らと出会うことに。今回が大河ドラマ初出演となるユースケは、2月に行われた新キャスト発表会に出席した際に「初めての大河で緊張がいい方に出た。かなりいい感じで自分でも思わぬ方向にできあがっていってる」と手応えを口にしていた。これまでの主君・道三と違い、のらりくらりとした義景に振り回されることになる光秀。越前でどんな知見を広げていくのか、視聴者の期待も高まる。

次のページへ (2/2) 命がけで仕掛ける最後の罠は「親殺しの汚名」
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