門脇麦、撮影後の“帰宅スピード”に共演者も驚き コツは「走りながら脱げるもの脱ぐ」

俳優の生田斗真、門脇麦が24日、都内で行われた映画『渇水』(6月2日公開)の公開直前ティーチインイベントに出席した。

映画『渇水』公開直前ティーチインイベントに出席した門脇麦【写真:ENCOUNT編集部】
映画『渇水』公開直前ティーチインイベントに出席した門脇麦【写真:ENCOUNT編集部】

映画『渇水』公開直前ティーチインイベントに出席

 俳優の生田斗真、門脇麦が24日、都内で行われた映画『渇水』(6月2日公開)の公開直前ティーチインイベントに出席した。

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 ネグレクトをする母親を演じた門脇は、「とにかく実在感があるように。ものすごく遠い存在の登場人物に感じたので、そう見えないように」と意識して演じたという。生田は「麦ちゃんの登場シーンは、縁側でネイルを塗っている場面で僕が声をかける。そこに佇む門脇麦の何とも言えない説得力。ハッとしましたね。本物がいるって」と芝居に感嘆したことを語った。

 また、生田は「麦ちゃんはね、いままで出会った女優さんの中で一番帰るのが早い。気付いたらメイク落として私服になって車まで走って帰るんです。なんで? と聞いたら、『1秒でも早く帰りたいから』って。本当に早い、清々しいです」と暴露した。

 生田の告白に笑いながらも、門脇は「早く帰るには段取りをちゃんと組むこと。駐車場が遠くにあったらマネージャーさんに頼んで車を寄せてもらう。走りながら脱げるものは脱いでいくのが一番大きなコツ」と早く帰れる術を明かし、会場を笑わせた。

 河林満氏による同名小説が原作。水道料金を滞納する家庭の水を停めて回る業務に就く、水道局職員の主人公・岩切俊作(生田)が、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していく姿を描く。

 生田は「岩切は自分のせいで大切な家族が離れて暮らすことになる。それをきっかけに彼の人生がストップしている。いま自分がどこにいるのか、何のために働いているのか、なんで人の水を止めないといけないのか。いろんな感情に蓋をして、何も感じないように無理をしている男の悲しい目、独特のオーラが滲み出ればいいと思って演じていた」と役作りを振り返った。

 メガホンをとった高橋正弥監督、企画プロデュースの白石和彌氏も参加した。

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