俳優の岡山天音、藤原さくら、財前直見が、日本テレビで7月期に放送される新水曜ドラマ『こっち向いてよ向井くん』に出演することが発表された。

　原作は、2022年の「第13回 ananマンガ大賞 準大賞」を受賞した、ねむようこ氏による同名漫画。俳優の赤楚衛二が主演を務める同ドラマは、10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのはすてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノ。切実なのに笑えちゃう、不器用だから胸をうつ、それでも恋を諦めきれない恋愛迷子たちのラブストーリーが描かれる。10年前の元カノ・藤堂美和子は俳優で歌手の生田絵梨花が演じる。

　このたび発表されたのは赤楚演じる向井くんと一つ屋根の下で暮らす向井家の面々。同居中の妹の夫・元気役を岡山、妹の麻美役を藤原、そして向井くんと麻美の実の母親・公子役を財前が演じる。

　向井家に同居中の義弟・元気を演じる岡山は「原作を読んでいるということそっちのけで楽しんでしまいました。周りの女性や人間関係に翻ろうさせられる向井くんのことを我がことのように応援しつつ、僕自身、読んでいて非常に勉強になりました。身につまされるような思いです」とクランクインへ向けた意気込みを語った。

　また、元気の妻・麻美を演じる藤原は既婚者を演じるのは初めて。「気だるげで掴みどころがなく、ポツリと呟いた一言の破壊力が凄まじい子ですが、自分を持っている芯のある女性だなと感じました」と自身の演じるキャラクターを分析した。

　そして、向井くん、元気、麻美を温かく見守る母、公子を演じる財前は「息子の赤楚衛ニさん、娘の藤原さくらさん、娘婿の岡山天音さんという、二人の子供と一人の娘婿の母として、どんなときでもおいしいご飯を作って見守っていこうと思っています。まだ見ぬ息子の彼女に期待を寄せつつ、撮影が今から楽しみです」と撮影に向けて向井家メンバーの共演者たちへの思いを語った。