映画『マリオ』が公開31日で興収100億円突破 洋画アニメ史上最速で到達、観客動員は700万人超
東宝東和は29日、アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(4月28日公開)の国内興行収入が100億円を突破したことを発表した。洋画アニメ作品史上最速での100億円到達作品となった。
アニメ作品の全世界歴代興行成績では歴代3位を記録
東宝東和は29日、アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(4月28日公開)の国内興行収入が100億円を突破したことを発表した。洋画アニメ作品史上最速での100億円到達作品となった。
このたび、公開から5週目となる週末興行で、26日~28日の3日間で、6億3210万1690円を記録した。この結果、日本における興行収入が100億5785万8799円に達し、公開31日で早くも100億円を突破した。これは洋画アニメ作品史上最速での100億円到達作品となった。また、動員は705万7469人となり700万人を突破。26日~28日の週末映画動員ランキングでは、公開5週目にして前週の2位から1位に返り咲くこととなった。
さらに、全米Box Officeにおいては週末3日の興行収入は833万ドル(約11.7億円 ※1ドル/140.71円換算)で、アメリカ国内での累計は5億6094万1975ドル(約789億円)、インターナショナル(北米を除く海外)では7億1782万5000ドル(約1001億円)と海外だけで1000億円を突破した(Box Office Mojo調べ_5月23日現在)。この結果、全世界興行成績での累計は、12億7876万6975ドル(約1799億円)となった。アニメ作品の全世界歴代興行成績において歴代3位の記録となっており、史上1位は『アナと雪の女王2』(約14億5000万ドル)、2位は『アナと雪の女王』(約12億8000万ドル)で『アナ雪』がトップ2を独占している。
4月28日から全国の劇場で公開中の本作は、イルミネーションと任天堂が共同で制作する『スーパーマリオ』のアニメーション映画。監督は『ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー』でタッグを組んだアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック、脚本には大ヒット作『ミニオンズ フィーバー』、『レゴR・ムービー2』のマシュー・フォーゲルが起用されている。
製作はイルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリと、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂が務める。
日本語版の吹替声優として、マリオに宮野真守、ピーチ姫に志田有彩、ルイージに畠中祐、クッパに三宅健太、キノピオに関智一、ドンキーコングに武田幸史が起用されている。ユニバーサル・ピクチャーズと任天堂が共同出資しユニバーサル・ピクチャーズが全世界で公開。