坂口健太郎、2クール連続で日テレドラマ主演 共演・染谷将太「坂口さんはとても包容力がある」

2023年7月期の読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマが、主演に坂口健太郎、共演に染谷将太を迎えた『CODE-願いの代償-』に決定した。

『CODE-願いの代償-』のビジュアルが公開
『CODE-願いの代償-』のビジュアルが公開

台湾ドラマが原作「現実にありそうな物語」(坂口)

 2023年7月期の読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマが、主演に坂口健太郎、共演に染谷将太を迎えた『CODE-願いの代償-』に決定した。

『CODE-願いの代償-』は、婚約者を失い絶望の淵におちた刑事が、その死の真相を追い求める中で、「どんな願いも叶える」という謎のアプリ【CODE】を手にして展開される物語。果たして、恋人の死の真相とは? 謎のアプリの背後に潜む陰謀とは? 幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻く、ノンストップ・クライム・サスペンスだ。放送は7月2日午後10時30分スタート。

 坂口が演じるのは、恋人の死という大きな悲しみを背負いながら、静かにも熱く秘めた想いで真実を追い求める刑事・二宮湊人(にのみや・みなと)。二宮は謎のアプリ【CODE】を手にするが、そのアプリを使う先には大きな代償が待っていた……。坂口は、そんな二宮の魅力を「目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です」と語る。

 さらに、坂口自身は4月期日テレ系土曜ドラマ『Dr.チョコレート』に続いて、異例の同局2クール連続の主演を務める。2クール連続で主演を務めることについて、クランクイン前のインタビューでは「ただただ大変です!(笑)でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな~」と語り、ハードな撮影も明るく笑い飛ばし、作品の始動を楽しみにする笑みを垣間見
せた。

 合わせて共演として決定した染谷が演じるのは、CODEの謎を追うフリーの記者・椎名一樹(しいな・かずき)。物語の中で、CODEを使用する二宮の行動を監視し、二宮の行く先々に姿を現して不穏な立ち回りを見せるという役どころ。染谷は「何が起こるか分からない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした。」と作品への期待を語る。2023年に入り、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)、『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)と話題作への出演が続き、コミカルな顔からシリアスな顔まで見せる染谷が、本作品でどのような表情を見せるのか、注目される。

 加えて、強力な制作陣として、脚本には酒井雅秋(『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ)、『アバランチ』(関西テレビ))、山田能龍(『全裸監督』(NETFLIX)、『新聞記者』(NETFLIX))が決定。そして、演出には森淳一(映画『見えない目撃者』(2019年)、『ミス・シャーロック』(Hulu))と木村ひさし(『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日)、『99.9%-刑事専門弁護士-』(TBS))が決定。重厚なサスペンスが期待できる制作陣からも、本作品への期待が高まる。

 そして、このドラマは台湾で大ヒットした『浮士德遊戲(英題:CODE)』(16年)、『浮士德遊戲2(英題:CODE2)』(19年)が原作。今作『CODE―願いの代償―』は、日本版としてオリジナル要素がふんだんに入れ込まれた展開が繰り広げられる。

 出演者のコメントは以下のとおり。

○坂口健太郎

――今回の作品への意気込み。
「『どんな願いも叶えるアプリ』と、それだけを聞くとファンタジーのようには聞こえるのですが、それをしっかり裏付けるようなストーリーがあるので、現実にありそうな物語だな、と思いました。二宮は、目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です。静かに見えるけど実はもっと熱いんだよ、みたいな。そんな男が、いろいろなところでもがいていくことになるので、自分自身とリンクするかと言われたら難しい部分もありますが、僕自身の中でも共鳴率を上げていきたい、と思っています。染谷さんも含めて、周りのキャストは意外とはじめましての方々が多そうなので、良い相乗効果を生み出して、良い作品にしていきたいです!」

――2クール連続主演を務めることについて。
「ちょっと働きすぎですよね? なかなかこのスケジュールで弱音を吐かない役者はいないぞ、と(笑)……そんなふざけた話もありつつ(笑)。でも、2作品ともキャラクター、性質は全然違う2人なので、『あえて演じ分けをしよう』ということは思っていません。それぞれの衣装を着て、メイクをしてもらって、キャスト、スタッフの方々に囲まれたら、自然と出てくるものがあるかと思っています。でもやっぱり、ただただ大変です!(笑)でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな、と。『CODE』は緊張感ある場面が多くなってきますが、僕自身が緊張して、焦りにつながっていくことはよくないので、この作品では余裕をもってやる、ということは心がけて頑張ります!」

○染谷将太

――今回の作品への意気込み。
「何が起こるか分からない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした。坂口さんはとても包容力があり、凄くリラックスした状態で楽しく一緒にお芝居をすることができました。とても感謝しています。坂口さん演じる二宮がCODEにどう立ち向かって行くのか? 一番近くで目撃できることが楽しみでなりません。誰もが思わず見入ってしまうであろうドラマの世界感を必死に生き抜き、視聴者の皆さんの日曜夜が楽しみになるよう頑張りたいと思います!」

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