松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。第19回では武田軍が撤退し、信玄（阿部寛）は勝頼（眞栄田郷敦）にすべてを託す展開が描かれた。信長（岡田准一）は武田に寝返った将軍・足利義昭（古田新太）を京から追放。一方、家康は信玄との激戦で大きな犠牲を払ったショックから、立ち直れないでいた。そんな中、美しい侍女のお万（松井玲奈）に介抱され、つい心を許してしまい、それを瀬名（有村架純）に知られてしまう様子が描かれた。ネットでは、家康の“浮気”を知り、怒る瀬名を支持するコメントが目立った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第19回では冒頭、いきなり信玄が勝頼に「3年の間、我が死を秘するべし」、さらに「黄泉にて見守る」と語ると、息を引き取った。ネットでは「最初からすごい展開」「しょっぱなからしんどい」という声が目立った。

　また、お万は風呂に入る家康の髪を1度すいたことをきっかけに、その後も自ら進んで家康の髪をすこうと浴室に。お万は結局、家康の子を妊娠。家康とお万のことを知った瀬名は家康のもとに行き、「あほたわけ」と激怒。逃げる家康を追いかけて物を投げつけるなどした。その後2人は向き合い、瀬名は家康に「相手かまわずお子をつくられたらお家はどうなりますか」「殿は私だけでなく、信康や亀もないがしろにされたのです」と怒りをぶちまけた。謝る家康が「構わん、ぶってくれ」と言うと瀬名は即座に思い切りビンタした。驚く家康に「（家康が）ぶてと言ったでしょ」と言い放った。

　ネットでは「瀬名ちゃんそりゃ怒るわ」「激おこぷんぷん」「瀬名ちゃんめちゃくちゃ怒ってる」「容赦ない」「瀬名さんこわい」「お強い」と言う声が目立った。さらに「正論ビンタ」「瀬名様大正論」「グーパンで殴れば良かったのに」「家康が100パーセント悪い」と瀬名を支持する声が目立った。

　一方、ビデオリサーチによると、21日に放送されたNHK『どうする家康』第19回の関東地区の平均世帯視聴率は11.5％（個人6.8％）だった。