松崎しげる「ビッグバンドは僕らの夢」 ジャズイベントでは「シャウトするかも」

歌手の松崎しげるが22日、東京・帝国ホテルで行われた「インペリアル ジャズ2023」プレス説明会に出席した。当日はスインギー奥田、由紀さおり、山下洋輔、高木里代子らも登壇。松崎は同イベントへの抱負を語った。

「インペリアル ジャズ2023」プレス説明会に登場した松崎しげる【写真:ENCOUNT編集部】
「インペリアル ジャズ2023」プレス説明会に登場した松崎しげる【写真:ENCOUNT編集部】

「インペリアル ジャズ2023」プレス説明会に出席

 歌手の松崎しげるが22日、東京・帝国ホテルで行われた「インペリアル ジャズ2023」プレス説明会に出席した。当日はスインギー奥田、由紀さおり、山下洋輔、高木里代子らも登壇。松崎は同イベントへの抱負を語った。

 今回の出演に当たって松崎は「どこからジャズなのか僕にもまだ分かりません。73にもなるんですが、ずっと音楽の延長で先輩方の音を聞いて育ちました。音楽の壁というかジャンルを抜けて、自分がボーカリストとしてどれだけ歌えるかというのが、自分にとっても挑戦だと思っています。皆さんから比べるとケツの青いガキだと思っています。自分が持っているものを出せるように、これから曲を抜粋していきたいと思います」と意気込みを語った。

 また、松崎は「ビッグバンドというのは僕らの夢でしたし、歌の周りの風景を作ってくれる。今の音楽のべたっとした歌よりも、温かみで包んでくれる。聞いている人たちはイントロだけでも鳥肌たつんじゃないかなと思います。そのハーモニーの中で歌えるのは歌手冥利(みょうり)に尽きますね。クリック(ガイド音)に左右されずに歌えるのが楽しみです」と心境を明かし、「ステージは生き物ですから。自分がどれだけエキサイトできるか。爆発できる瞬間が何回かあるかと思います」と期待を込めた。

 ジャズについて、松崎は「三味線からジャズまでというか、音をバーンと鳴らしてそれをジャズと感じたらジャズでいいのかなと思います。音楽のアレンジによって、同じ曲が違う風景になってきます。僕のボイシングにあった楽曲を考えたいなと思っています。最初から最後までシャウトするかもしれない」と話し、含み笑いをして見せた。

 同イベントは、日本を代表するジャズミュージシャンらによる都市型ジャズイベント。今回、4年ぶりにコンプレックス形式(回遊型)にて大阪は8月11日、東京は8月14日に開催される。東京ではライト館の開業100周年を記念し、8月13日に前夜祭ディナーショーも実施。東京での出演者には松崎のほか、由紀、阿川、高木、寺井尚子、マリーン、山下洋輔ら。大阪ではダイアモンド・ユカイやぼんちおさむなどを予定している。

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