【ラストマン】皆実が語り始めた41年前の事件 ネット考察「護道家と皆実家、何かあるな」

俳優で歌手の福山雅治が主演を務め、俳優の大泉洋が共演するTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第5話が、21日に放送された。今回はドラマ終盤、福山演じる全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)の過去の一部が明らかになる場面があった。

福山雅治(左)と大泉洋【写真:ENCOUNT編集部】
福山雅治(左)と大泉洋【写真:ENCOUNT編集部】

皆実と心太朗の今後を心配する声も「どうなっちゃうのか…」

 俳優で歌手の福山雅治が主演を務め、俳優の大泉洋が共演するTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(日曜午後9時)の第5話が、21日に放送された。今回はドラマ終盤、福山演じる全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)の過去の一部が明らかになる場面があった。

 同作は、脚本家・黒岩勉が描く1話完結の完全オリジナルドラマ。全盲のFBI特別捜査官・皆実と、大泉演じる警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう)がバディを組み、事件を解決していく。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 インフルエンサー殺害事件を解決した皆実は、滞在するホテルで一人、ピアノを弾く。すると、昔の映像がよみがえる。幼い自分の隣に母親(相武紗季)が座って、ピアノを連弾している場面だ。

 皆実はある日、心太朗の義兄で警察庁次長・警視監の護道京吾(上川隆也)のもとを訪れる。「今日はお話があって来ました」と改まる皆実は、「41年前、渋谷区で強盗殺人事件がありました。2人が殺害され、家が放火されるという、大変惨たらしい事件でした」と語り始める。その瞬間、表情を曇らせる京吾。

 皆実は、「その事件のことを調べたいのですが、あまりにも昔のため、資料がデジタル化されていないのです」と、資料室へ入室するための許可が欲しいと依頼する。京吾は、「それが……どういう事件なのか、ご存知なのですか?」と確認する。

 皆実は京吾の方を見つめると、「被害者は皆実誠と皆実勢津子。私の、父と母です。私も、その事件のときのけがが原因で、この目に」と明かした。

 席を立ち皆実から距離をとる京吾に、皆実は続ける。

「私のかすかな記憶では、逮捕された男は、ずっと犯行を否定していたのに、ある日突然、全面自供に切り替わった。彼の心変わりに、何があったのか。なぜ私の両親が、殺されなければならなかったのか。私は、それをこの“目”で、確かめたいのです」

 静かに迫る皆実に、京吾は「その男が何者なのかも、皆美さんはご存知なんですね」と尋ねた。皆実が「ええ」と笑顔を見せると、京吾は当時の捜査資料を手配して皆実に届けるという。

 これまでに第2話で、心太朗の実の父親(津田健次郎)が強盗殺人事件の犯人として無期懲役になっていることが明らかになっている。大衆食堂の料理人だった父親が強盗殺人をおかした後、心太朗は護道家の養子になっていた。4月23日に放送された初回放送でも、刑務所の中で過ごす実父の姿が映し出されていた。さらに京吾が、自身の父で心太朗の養父である元警察庁長官・清二(寺尾聰)のもとを訪れ、「皆実広見が、千葉刑務所にいる“カマタクニオ”との面会請求を出しました」と報告していた。

 皆実の両親が殺害された事件と、心太朗の実父、護道家がつながっているようにも思えるが、SNS上では「少しずつ過去に近づいてきた」「護道家とどんな関わりがあるんだろう「41年前の事件……ただの強盗殺人事件ではなく、護道家と皆実家、何かあるな」と探る声が。

 また、“被害者の息子”と“殺人犯の息子”という皆実と心太朗の関係に、「バディの関係性が今後どうなっちゃうのか……」「犯人が誰か皆実さんやっぱり知ってるんだ。どうなるんだ」と心配するコメントも。「心太朗の父親は静かに服役してるようだけど、本当に犯人なのか?もしそうじゃないなら何で大人しく服役してるのか?」といった声も挙がっている。

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