【どうする家康】柴田理恵、団子売りの老婆役に込めた思い「明るく強い庶民の代表のように」
俳優・柴田理恵が21日、団子売りの老婆役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、老婆を演じる上で意識したことなどをコメントした。団子屋の老婆は、長年、浜松の移り変わりを見守ってきた人物。
「今の世の中も変わらないと思います」と現状と重ねる
俳優・柴田理恵が21日、団子売りの老婆役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、老婆を演じる上で意識したことなどをコメントした。団子屋の老婆は、長年、浜松の移り変わりを見守ってきた人物。
「演出の方とは『自分たちの生活の場が戦で領主が変わったりすれば、それはいい気持ちはしないでしょう。この老婆は、実際に浜松にいた人たちの思いそのままでしょうね』というお話をしました。戦乱に巻き込まれ、翻弄されるのは庶民です。権力者なんてクソくらえと心の中では思いながらも、右往左往させられるのも庶民です。これは今の世の中も変わらないと思います」
あらためて今回の役をどう捉えて演じたのか。
「戦乱の世に翻弄されながらも、たくましく生きていく庶民、時には権力者の悪口を言って笑いとばす、明るく強い庶民の代表のような老婆だったと思います。子どもから大人まで『うんちのおもらし』は笑ってしまいますから」