工藤遥、ターニングポイントは体当たりで演じた風俗嬢 演技の姿勢「がっつり変わった」

モーニング。娘の元メンバーで俳優の工藤遥が17日、都内で行われた映画『逃げきれた夢』(6月9日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。人生のターニングポイントを紹介した。

舞台あいさつに登壇した工藤遥【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した工藤遥【写真:ENCOUNT編集部】

光石研演じる周平の娘を演じる

 モーニング。娘の元メンバーで俳優の工藤遥が17日、都内で行われた映画『逃げきれた夢』(6月9日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。人生のターニングポイントを紹介した。

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 転機は、昨年出演したドラマ『ロマンス暴風域』で演じた風俗嬢という。工藤は「初めて風俗嬢を演じて、そこでちょっと演技への挑み方ががっつり変わったなという印象。体当たりでここまでお芝居をやらせていただいたのは初めてだったので。そこがターニングポイントです」と語った。

 本作は、北九州の定時制高校で教頭を務めている中年男の末永周平が、人生の新たな一歩を踏み出すまでのおかしくも切ない姿を描く。工藤は、光石研演じる周平の娘を演じた。

 父親に対して素っ気ない態度をとる娘という役どころで、演じて「自分のお父さんが見たらどう思うのか心配になった。私は自分に興味を持ってくれるのはうれしいので、どうして嫌なのかわからない」と首をかしげた。

 周平は妻との仲も冷え切っているという設定。妻を演じた坂井真紀は、「光石さんが絶妙にイラつかせる表情をしてくれるので、すごくイライラしました(笑)」と撮影を振り返った。

 舞台あいさつには、吉本実憂、松重豊、メガホンをとった二ノ宮隆太郎監督も参加した。

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