日向坂46の富田鈴花が初出演するミュージカル『ヴィンチェンツォ』の記者会見が17日、都内で開催され「グループの先輩、後輩からたくさん連絡をもらいました」と激励されていることを明かしていた。会見には共演者の和田雅成、佐藤仁美も出席した。

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『愛の不時着』などのスタジオドラゴンが手掛ける大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』を、世界初となるミュージカル化した本作。和田はイタリアマフィアの相談役である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ、富田はカサノの相棒ホン・チャヨン、佐藤はヴィンチェンツォ、チャヨンと対立するウサン法律事務所の主力弁護士であるチェ・ミョンヒ役を演じる。

　普段は日向坂46の一員としてアイドル活動を行っている富田は、個人での活動、しかも初めて挑むミュージカルということで、やや緊張気味に会見に臨む。しかも世界中で多くのファンを持つドラマ『ヴィンチェンツォ』のミュージカルということで「不安の方が勝っている」と正直な気持ちを打ち明ける。

　一方で富田は、「客観的にグループを見る機会というのはあまりないので、自分自身も楽しみですし、いい刺激になれば」と自身にも、グループにもよい相乗効果になることを期待していると述べると「とても嬉しいし楽しみです」と目を輝かせる。

　ミュージカル出演をグループのメンバーに知らせたときは「先輩後輩問わず連絡をくれました。『2回は観に行くから！』と私以上に喜んでくれる先輩もいました。とてもうれしかったです」と笑顔を見せ「登場人物には、人間の力強さや繊細さが表現されています。この舞台を通してそういった部分をしっかり表現していけたら」と抱負を述べていた。