【どうする家康】家康に嵐の気配 美しい侍女に心を許し、瀬名が浜松に
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。第18回では「三方ヶ原合戦」が描かれた。
松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第19回の見どころを探る
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント。第18回では「三方ヶ原合戦」が描かれた。
徳川勢は武田軍に惨敗し、武田信玄(阿部寛)のもとに金荼美具足の遺体が届けられると、家康は討ち死にしたとの知らせが全国に広まる流れだった。ただ、落命したのは身代わりになった夏目広次(甲本雅裕)。他に本多忠真(波岡一喜)も戦死した。信長(岡田准一)は武田との決戦を覚悟するが、終盤には信玄の影武者と思われる人物が登場し、突然、武田軍が甲斐に戻る様子が描かれ、信玄に何か異変が起こったことをうかがわせた。21日放送の第19回はどういう展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、第19回では武田軍は撤退し、信玄は勝頼(眞栄田郷敦)にすべてを託す流れという。信長は武田に寝返った将軍・足利義昭(古田新太)を京から追放する。一方、家康は信玄との激戦で大きな犠牲を払ったショックから、立ち直れないでいた。そんな中、美しい侍女のお万(松井玲奈)に介抱され、つい心を許してしまう。そのことを知った瀬名(有村架純)は浜松を訪ねるが……という展開とされる。
第18回で描かれた徳川家の家臣たちの覚悟と壮絶な最期に視聴者からは「神回」という声が聞こえた。さらに終盤には信玄に何か異変が起こったことを感じさせる映像もあった。戦国時代を描く作品としては、大きな盛り上がりを見せるタイミングの一つ。そんな中、第19回では家康が美しい侍女のお万に心を許してしまうという展開。公式サイトの予告編では「奇跡の生還が騒動を招く!?」という字幕と瀬名の姿もあった。徳川家に嵐が吹き荒れそうな気配だ。
予告映像の終盤には信玄が弱ったような体で「黄泉(よみ)にて見守る」と声を絞り出す姿も。見ごたえある戦、徳川家に吹き荒れそうな嵐、気になる信玄をめぐる動き。いくつもの見どころを盛り込んだ贅沢(ぜいたく)で欲張りな作りに思える。