『news zero』有働由美子「この件は私が話します」 ジャニー喜多川氏の性加害問題を報道

ジャニーズ事務所に所属していたタレントが、当時社長だったジャニー喜多川氏(享年87)から性的行為を受けたと公表し、同事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪を行ったことについて、テレビ各局は15日、ニュースや情報番組で報じた。日本テレビ系『news zero』(月曜~木曜午後11時、金曜同11時30分)は同日、メインキャスターでフリーアナウンサーの有働由美子が代表して「性被害は許さない」などといった見解を表明した。

有働由美子【写真:ENCOUNT編集部】
有働由美子【写真:ENCOUNT編集部】

「性被害は絶対に許さないという姿勢で、しっかりと向き合っていきたい」

 ジャニーズ事務所に所属していたタレントが、当時社長だったジャニー喜多川氏(享年87)から性的行為を受けたと公表し、同事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪を行ったことについて、テレビ各局は15日、ニュースや情報番組で報じた。日本テレビ系『news zero』(月曜~木曜午後11時、金曜同11時30分)は同日、メインキャスターでフリーアナウンサーの有働由美子が代表して「性被害は許さない」などといった見解を表明した。

 嵐の櫻井翔もキャスターとして番組に出演していたがVTR後、有働が「この件については、番組で話し合って私が話します」と前置きして続けた。

「まずは性被害については、被害者のケアを最優先に考えてほしい。そして、エンタメを通じて、たくさんの夢を見せてきてくれたジャニーズだからこそ、ファンや私たちが迷いなく夢を見続けられるようにしてほしい。そのためには、今回の説明にとどまらず、プライバシーを十分に守った上でですが、情報をオープンにする社会的責任を果たしていくべきだと思います。そして、私たち『zero』も性被害は絶対に許さないという姿勢で、しっかりと向き合っていきたいと思います」

 ジャニーズ事務所は14日夜、元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモトが「性被害を受けていた」と訴えている問題を巡り、公式サイトで見解を発表した。藤島ジュリー景子社長は初めて顔を出した動画で、「株式会社ジャニーズ事務所代表取締役社長、藤島ジュリーでございます。この度は、創業者ジャニー喜多川の性加害問題について世の中を大きくお騒がせしておりますこと心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「何よりもまず被害を訴えられている方々に対して深く、深くお詫び申し上げます。そして関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまいましたこと、重ねてお詫び申し上げます。大変遅くなりましたが、各方面よりいただいていたご質問に対して、このあと書面にて回答させていただきます」と語り、一問一答形式の書面を公開した。

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