森山未來、『教場0』第6話に出演 月9ドラマは『危険なアネキ』以来18年ぶり

俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』第6話が15日に放送された。終盤ではスペシャルドラマ『教場II』のラストシーンで描かれた、“雨の屋上での惨劇”が詳細に描かれ、風間公親(木村)の右目を千枚通しで刺した犯人を演じるのが、俳優の森山未來であることが明らかとなった。月9ドラマへの出演は18年ぶりとなる。

森山未來が『風間公親-教場0-』に出演【写真:(C)フジテレビ】
森山未來が『風間公親-教場0-』に出演【写真:(C)フジテレビ】

木村拓哉演じる刑事指導官・風間との因縁にも注目

 俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』第6話が15日に放送された。終盤ではスペシャルドラマ『教場II』のラストシーンで描かれた、“雨の屋上での惨劇”が詳細に描かれ、風間公親(木村)の右目を千枚通しで刺した犯人を演じるのが、俳優の森山未來であることが明らかとなった。月9ドラマへの出演は18年ぶりとなる。

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 同作は、2020、21年に新春SPドラマとして放送された『教場』『教場II』シリーズの連続ドラマ。『教場』『教場II』では神奈川県警の警察学校を舞台に、木村演じる冷徹で“最恐”の教官・風間公親(かざま・きみちか)が生徒たちをふるいにかけたが、今回は風間が警察学校に赴任する前に、“刑事指導官”として新人刑事を指導していた時代を描く。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 連続ドラマとして刑事指導官時代の風間公親を描いた今作、SPドラマ『教場』シリーズでの“義眼の風間教官”が誕生したきっかけであり、『教場』シリーズ最大の謎である“風間を襲った犯人およびその真相”が物語のどこで描かれるのかが注目されていたが、第6話の終盤で、SPドラマ『教場II』のラストシーンで流れた、風間が謎の男に右目を千枚通しで刺された“雨の屋上での惨劇”が詳細に描かれた。犯人の男を演じるのが森山であることが明らかとなり、SNSで早速話題を呼んでいる。

 第6話は、風間と新人刑事の遠野章宏(とおの・あきひろ/北村匠海)がバディを組んで、頭部と両手首が切断された変死体が発見された事件を捜査。第5話で、凶器を持った犯人にうろたえて後ずさりをした遠野に風間は「残念だが君には見込みがない」と転属届を突きつけた。それでも「刑事を辞めるわけにはいかないんです!」と言葉を絞り出すように風間に伝えた遠野。風間は遠野のことを「良い腕を持っている」と認めている部分もあり、今回の事件を通して自分に足りないものを必死に補おうとする遠野の「刑事になりたい」という熱意が風間にも届き始めていた。

 物語終盤、遠野の携帯に張り込み応援の要請が入る。雑居ビルの駐車場口に車で入っていく風間と遠野。犯人が現れるまで車で待機していると、夜になり雨が降ってきた。土砂降りの雨の中、手に千枚通しを持ち、フードで顔を隠した男が現れる。そして、“雨の屋上での惨劇”がやってくるのだった。土砂降りの夜、ビルの屋上で風間と遠野が追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷、風間は犯人に千枚通しで右目を刺される。逃げる男はビルの1階で配達員の男とぶつかり、そこで犯人の顔が明らかに。犯人役が森山だと分かるのだった。

 森山が主演を務め、2010年に放送されたドラマ『モテキ』(テレビ東京)では、リアルな恋愛模様が話題を呼び、深夜帯の放送にも関わらず大人気に。ギャラクシー賞選奨を受賞し、翌年に映画化もされた。これまで数々のドラマ、舞台、映画で活躍してきた俳優の森山。最近では、『アンダードッグ』(20年)、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21年)と主演映画が立て続けに公開。さらに、映画『シン・仮面ライダー』(23年)などの話題作にも名を連ねた。ドラマでは大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年/NHK総合)や、『岸辺露伴は動かない』(20年/NHK総合)などに出演し、どの作品でも物語の重要な役どころを担ってきた森山だが、月9ドラマへの出演は、主演を務めた『危険なアネキ』(05年)以来、18年ぶりとなる。また、主演の木村とは今作が初共演。木村が演じる刑事指導官・風間と森山演じる謎多き犯人の関係性が今後より深く描かれることとなるが、この2人の因縁に注目だ。

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