いきものがかり吉岡聖恵、出産経て母への感謝の念「ずっと見守り続けてくれたことに感謝」

2人組音楽グループ・いきものがかりの吉岡聖恵と水野良樹が13日、都内で行われた映画『銀河鉄道の父』公開記念御礼舞台あいさつにVTR出演した。

イベントにVTR出演したいきものがかり【写真:ENCOUNT編集部】
イベントにVTR出演したいきものがかり【写真:ENCOUNT編集部】

「この手で我が子を抱いてみて」と母親としての思いを吐露

 2人組音楽グループ・いきものがかりの吉岡聖恵と水野良樹が13日、都内で行われた映画『銀河鉄道の父』公開記念御礼舞台あいさつにVTR出演した。

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 世界中から愛される宮沢賢治が“ダメ息子だった!”という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた小説「銀河鉄道の父」(門井慶喜著)を映画化した本作。

 本作の主題歌『STAR』を担当したいきものがかりは、舞台あいさつにVTRでコメントを寄せ、水野は「実は、お話をいただいたときに吉岡が出産を控えて、まさに親になろうとしていた時期で、正直、出産があるからお仕事をお断りしようという時期だったんですけど、編集段階の映画を拝見して、僕らもそうだしいきもののチームも『これは絶対にやらせてもらったほうがいいよ』って」と声が上がり受けたことを明かした。

 吉岡も「ぜひ関わらせていただきたいと思って、やがて母になる自分の気持ちも重ね合わせて歌えたらなって思いました」と回顧した。

 続けて、水野は「登場人物のみなさんが、自分の愛する人を全力で肯定するみたいなところを自分たちもリンクさせながら曲を書かせていただきました。うまく映画とつながっていたらうれしいです」と心境を吐露。

 昨年10月に第1子を出産したことを発表した吉岡は、母の日を翌日に控えた心境を聞かれると「完全に新米母なんですけど、自分も出産前にこの『STAR』を歌わせていただいて、出産が終わり、この手で我が子を抱いてみて、ちょっと腕痛いなとか、これ大丈夫かなとか心配が絶えなかったり、でもその中で自分の母親も自分を温かい気持ちでずっと見守り続けてくれたことに感謝したいので、子どもの気持ちで全国のお母さんに『いつもありがとう』と伝えたいです」と胸の内を明かした。

 同舞台あいさつには主演の役所広司、共演の菅田将暉、森七菜、メガホンをとった成島出監督が登壇した。

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