東映が映画料金を値上げ、1900円→2000円に 運営コスト上昇で「企業努力だけでは困難」

東映株式会社および株式会社ティ・ジョイは12日、6月16日上映分から一般の映画鑑賞料金の改定を行うことを発表した。

映画鑑賞料金の改定を行うと発表(写真はイメージ)【写真:写真AC】
映画鑑賞料金の改定を行うと発表(写真はイメージ)【写真:写真AC】

新宿バルト9、広島バルト11なども改定の対象に

 東映株式会社および株式会社ティ・ジョイは12日、6月16日上映分から一般の映画鑑賞料金の改定を行うことを発表した。

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 対象劇場は丸の内TOEI、ティ・ジョイ直営の13劇場、新宿バルト9、広島バルト11、T・ジョイ PRINCE 品川、T・ジョイ SEIBU 大泉、横浜ブルク13、鹿児島ミッテ10。それぞれ一般料金(18~59歳)が1900円から2000円に値上げ。シニア(60歳以上)やレイトショー、水曜サービスデーなど各種料金が値上げされる。

 同社は料金改定の理由について、「昨今の世界的な原材料価格やエネルギー価格、輸送費の高騰に加え、人件費を中心とした運営コスト上昇が継続している中、当社ではこれまで、運営効率化と経費削減に継続的に取り組んでまいりました。しかしながら企業努力だけでは吸収することは困難と判断し、下記の通り価格改定を実施することといたしました」と説明した。

 そして、「当社は今後も商品の品質、サービスの維持と向上を継続し、お客様のご期待にお応えできるよう努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と記した。

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