おなじみ「パインアメ」使った極上レシピに絶賛の声 複雑工程ゼロ、「すぐに試したい!」の声が続々
企業の広報部や宣伝部などが開設しているSNSアカウント。全農広報部の公式アカウント(@zennoh_food)では、「柿は焼いてもうまい!」という斬新なレシピのほか、梨やリンゴをスティック型に切る方法など食のプロフェッショナルとして、旬の野菜や果物を楽しく食べられる方法を伝授している。SNSでは、パインアメでおなじみパイン株式会社(大阪市天王寺区)が公開したパインアメ8粒と、市販されている食品1点を使ったお手軽スイーツが「今の季節にピッタリ!」と9.3万件ものいいねを集めた。広報部の担当者に聞いた。
「ラッシーにしてもおいしい」 おうちカフェを楽しむ人が続々
企業の広報部や宣伝部などが開設しているSNSアカウント。全農広報部の公式アカウント(@zennoh_food)では、「柿は焼いてもうまい!」という斬新なレシピのほか、梨やリンゴをスティック型に切る方法など食のプロフェッショナルとして、旬の野菜や果物を楽しく食べられる方法を伝授している。SNSでは、パインアメでおなじみパイン株式会社(大阪市天王寺区)が公開したパインアメ8粒と、市販されている食品1点を使ったお手軽スイーツが「今の季節にピッタリ!」と9.3万件ものいいねを集めた。広報部の担当者に聞いた。
1951年生まれのパインアメは、当時高級品だったパイナップル缶詰を、パイナップルの味と形、おいしさをキャンディーとして再現した商品。黄色の袋が目を引く外袋に「甘酸っぱくてジューシー」と書かれている通り、口に入れた瞬間、じゅわっと広がるさわやかさが後を引き、ついつい手を伸ばしてしまう、幅広い世代に人気のアメちゃんだ。
同社の公式アカウントでは「爽やかな季節になりましたので、今年も『パインアメ』と『無糖ヨーグルト』だけで作る超美味ヨーグルトをツイートしまスー」とレシピを紹介。アメをくだいて、湯せんにかけて……など、複雑な工程はゼロだ。
「パインアメ8粒を無糖ヨーグルト1パックに入れて混ぜる」「冷蔵庫で1日放置」と2行で終わった説明には、「メモらなくても覚えられる」「すぐに試したい!」などの声が続々。固形のアメは1日放置するだけで、シロップ状になるといい、作った人からは「ラッシーにしてもすごくおいしかったです!」「次はアメ10個くらい入れたいな」「これは夏の定番決定だわ~」と“おうちカフェ”を楽しんでいる写真や声が寄せられた。
担当者は「気温が暖かくなってきたタイミングで、この季節においしいレシピをご紹介できたらと思い投稿しました」と経緯を説明。たくさんの反響があった中、「味覚障害だった方が、『少し味を感じられた』とご家族の方がお喜びで、私もとてもうれしくなりました」と教えてくれた。
公式レシピをまねる人が多かったことは想定していた以上の反応だった。「アメを入れて混ぜるだけという、とても簡単なレシピだったので、たくさんの方がチャレンジしてくださいました。あらためてパインアメのおいしさを感じていただけましたし、ヨーグルトの相性がピッタリだと感動してくださっていた方が多く、ツイートできてよかったと思っております」と話していた。
「誕生した当時は、アメに穴を空ける機械もなく、パイナップルの香料もなかった中、パイナップル缶の輪切りの形と味わいを再現するために、努力と工夫を重ねて誕生したのがパインアメです」。創業者らが苦心して生み出したパインアメの魅力、その可能性をこれからも発信していきたいとしている。