NHKは11日、昨年9月10日に心不全で亡くなった俳優、作家で「ノッポさん」と親しまれた高見のっぽさん（享年88）をしのび、『できるかな』など関連番組をEテレで再放送すると発表した。

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　現時点で放送が決まっている番組は以下の通り。

○『できるかな』（15分×4本）＝ノッポさんとゴン太くんが、身近な材料を使って、楽しく想像性豊かに工作をする幼児向け番組
5月14日（日）午前1時15分～2時15分（土曜深夜）
・ロボット（1981年11月10日放送）
・おいしゃさん（82年5月11日放送）
・新聞紙（88年10月18日放送）
・変身（90年3月6日放送）＝『できるかな』最終回。ノッポさんが『やあ！』と声を発する。

○『みんなのうた』（5分×3本）
5月14日（日）午前2時15分～2時30分（土曜深夜）
・グラスホッパー物語（2005年12月1日放送）
・ハーイ！グラスホッパー（07年4月2日放送）
・グラスホッパーからの手紙～忘れないで～（09年10月1日放送）

○『Eテレタイムマシン できるかな（再）』（15分×2本）
5月19日（金）午後4時10分～4時40分
・ロボット（81年11月10日放送）
・変身（90年3月6日放送）※最終回

　ノッポさんは1966年から20年以上にわたり、NHK教育テレビ（現・Eテレ）の番組『なにしてあそぼう』『できるかな』に出演。一言もしゃべらず、工作をする姿で親しまれていた。故人の希望により、亡くなって半年で誕生日にあたる10日に訃報を発表。当時、子どもだった世代はノッポさんを懐かしみ、ネット上で「ノッポさん、ありがとう」「また、あの姿を見たい」などの声を上げていた。