ニンテンドーDSの全販売タイトル1840本をコンプリート 東大卒議員のゲーム保管庫が圧巻
東大卒の現役町議が公開した膨大な量のニンテンドーDSソフトの保管庫がネット上で話題を呼んでいる。その数、なんと全販売タイトルコンプリートの1840本。なぜDSソフトをコンプリートしようと思ったのか。京都・久御山町の浜口たかし町議会議員に経緯を聞いた。
SNS上で自宅のゲーム保管庫を公開した京都・久御山町の浜口たかし町議会議員
東大卒の現役町議が公開した膨大な量のニンテンドーDSソフトの保管庫がネット上で話題を呼んでいる。その数、なんと全販売タイトルコンプリートの1840本。なぜDSソフトをコンプリートしようと思ったのか。京都・久御山町の浜口たかし町議会議員に経緯を聞いた。
「ニンテンドーDSが全て家にあると、嫌なことがあっても『まあ家に帰ればDS全部あるしな』ってなるし、嫌なこと言われても『そんな口きいていいのか? 私は自宅でDSコンプしてる身だぞ。勉強系ソフトにも耐えてきた』ってなれる。忍耐力を求められる現代社会においてニンテンドーDSとの同棲は有効」
ゴールデンウイーク(GW)初日の先月29日、東大卒議員がニンテンドーDSの有用性を熱弁した説得力あふれる投稿は瞬く間に拡散。4.5万件のリツイート、30万件を超えるいいねを集め、ゲームを親にねだる全国の小学生に力強い希望を与えた。
「DSはリアルタイムで遊んでおりましたので、そこから数えると買い始めて15年以上ですが、本格的に集め始めたのは5年くらい前です。中古だと安く、100円以下で買えるものもありました。任天堂が好きでしたので、任天堂のDSソフトだけを集めるつもりでしたが、そのうち他のメーカーのソフトを買うようになり、700本くらい集まった時にWikipedia記載の1840タイトルのコンプリートを目指すことにしました。その他、修正版などのバージョン違い、非売品、海外DSなどもいくつか所持しております」と浜口町議。
特に入手困難だったソフトについては「最後に手に入れた『ふしぎ星のふたご姫』の完品です。これには大きな外箱とポーチがついており、今でもめったに表に出てくることはありません」とコンプリートの苦労を語る。気になるのは家族の反応だが、幸いなことに比較的理解がある方だとか。
「軽い気持ちで投稿したツイッターですが、知り合いからバズっているという連絡があったりと予想以上の反響があって驚いています。それだけDSが魅力的なゲーム機であるという事だと思います」と浜口町議。忍耐力を求められる現代社会にこそ、突き抜けた趣味があったほうがいいのかもしれない。