スティーヴン・キング氏、コロナ禍に言及…今後のシナリオは「2通りあり得る」
米国の有名ホラー小説家のスティーヴン・キング氏が同国のトーク番組に出演、番組内で新型コロナウイルスについて、今後のシナリオについて「2通りあり得る」と明かした。英オンライン・ニュースメディア「ザ・インディペンデント」が報じている。
米国の有名ホラー小説家のスティーヴン・キング氏が同国のトーク番組に出演、番組内で新型コロナウイルスについて、今後のシナリオについて「2通りあり得る」と明かした。英オンライン・ニュースメディア「ザ・インディペンデント」が報じている。
キング氏は米国現地時間5日、CBS放送の深夜トーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演。現在の新型コロナ禍は自身が過去にイメージしたものであるかとの質問について応えた。
1978年にホラー小説「ザ・スタンド」を発表したキング氏は「40年以上経って今でも謝っているくらいなんだ。まるで自分が書いた物語の世界を生きているみたいだ」と話した。
「ザ・スタンド」は米カリフォルニア州にある軍の細菌兵器研究所から実験中のウイルスが外部に流出し全米に蔓延していく恐怖を描いたもので、執筆にあたって医療の専門家の意見を参考にしたという。
キング氏は新型コロナ禍に関する今後のシナリオについて「2通りあり得る」とも言及。「1つ目は、ウイルスがずっと弱くなること。これは大して問題にならない。ただ、悪夢のようなシナリオもある。それは私が考えるに、ウイルスがこれまでにも増して強力になって戻ってくるということだよ」と個人の見解を述べた。