【どうする家康】武田本軍は浜松城を素通りして西へ NHK「恐るべき信玄の策」

松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。

武田信玄を演じる阿部寛【写真:(C)NHK】
武田信玄を演じる阿部寛【写真:(C)NHK】

松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第17回の見どころを探る

 松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。

 第16回では、武田信玄(阿部寛)に対抗し、家康は上杉謙信との同盟を探るが、それが武田方に漏れ、信玄が激怒。家康と武田との決戦が避けられない展開が描かれた。家康は覚悟を決めたものの、勝てる可能性は少ないと感じていたが、家臣たちは「殿には、この家臣一同がおります。この一同で力を合わせ、知恵を出し合えば、きっと信玄に及ぶものと存じます」と家康を鼓舞。ネットでは、家康を支える家臣たちの思いに「殿と家臣たち最高だね」「家臣団カッコいい」と、感動の声があふれていた。7日放送の第17回のサブタイトルは「三方ヶ原合戦」。気になる見どころを紹介する。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、信玄は徳川の拠点を次々に制圧。打つ手のない家康は、信長(岡田准一)の本軍が加勢に来るまで浜松城に籠城すると決める。だが、浜松に攻め寄せてきた武田本軍は、なんと浜松城を素通りし、西へ向かおうとする。このまま武田軍を通せば、遠江の民から見限られ、信長の逆鱗に触れる。何より、瀬名(有村架純)ら家族のいる岡崎城が危ない。打って出るべきか、籠城を続けるか。家康は究極の選択を迫られる、という展開とされる。

 4月30日放送の第16回の本編終了後に紹介された次回(第17回)予告では、家康の妻・瀬名(有村架純)が「まことなのか」と慌てる姿があり、直後に家康の「そなたは何があっても強く生きよ」という声が聞こえた。家康の覚悟を感じる展開。

 また、公式サイトの予告映像では、武田本軍が浜松城を素通りし、西へ向かおうとする動きを受けてか、家康の家臣と思われる人物の「どういうことなんじゃ。なぜかかってこん」と、信玄の動きを理解できない様子をうかがわせる声が聞こえた。公式サイトには「恐るべき信玄の策」という字幕も。信玄が浜松城を素通りして西に向かった理由は何か。「恐るべき」と言われる信玄の策をどう描くのか。家康と信玄の激突。史実に詳しい人も注目するはずだ。

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