勝地涼、共演者と“ムダ絡み”で距離縮める 仲良し度アップに手応えも「僕だけかも」
俳優の勝地涼が1日、都内のPARCO劇場で行われた舞台『夜叉ヶ池(やしゃがいけ)』フォトコールおよび取材会に出席。共演者と距離を縮めるために“ムダ絡み”をしていると明かした。
役の言葉遣いに苦労「稽古の最初は大変でした」
俳優の勝地涼が1日、都内のPARCO劇場で行われた舞台『夜叉ヶ池(やしゃがいけ)』フォトコールおよび取材会に出席。共演者と距離を縮めるために“ムダ絡み”をしていると明かした。
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勝地は「舞台のカンパニーは稽古からずっと一緒にいるのでなるべくコミュニケーションをとろう」と心がけているといい、「『調子どう?』ってムダに絡む“ムダ絡み”をする。アンサンブルの方は『また勝地が来た』と思っているかもしれないけど(笑)。なるべく絡んで肌に触るというか、グッとなって本番を迎えたい。それをするとしゃべりやすくなって、気持ちが一丸になるかなと思います」と狙いを明かした。
2日の本番前にも「絡みに行こうと思っている」とニヤリ。距離が縮まったと思うかと手応えを聞かれると、「ありますね!」と即答するも「僕だけかもしれないけど……」と苦笑した。
『夜叉ヶ池』は、1913年に小説家・泉鏡花が発表した戯曲。放浪の旅人と孤独な美貌の村娘、夜叉ヶ池の竜神姫と彼方の竜神の2つの恋物語を軸とした幽玄ファンタジー。PARCO劇場初座長となる勝地は、主人公の鐘楼守・萩原晃を演じる。
苦労したのは言葉遣い。登場するのは現代の言葉ではなく、昔の言い回しで「覚えることができても、どう伝えたらいいのか。稽古の最初は大変でした」と語った。演出を担当した森新太郎氏からイメージを伝えられ、「それを稽古でできたのがよかった」と振り返った。
取材会にはそのほか、入野自由、瀧内公美、那須凜、森氏も参加。PARCO劇場開場50周年を記念して上演される本作は、5月2日から23日まで同所にて上演される。