浅倉カンナ、「トラウマ」乗り越え完封勝利 スタンドでも圧倒「勇気も自信も必要でした」
浅倉カンナ(パラエストラ松戸)がV.V Mei(フリー)に3-0の判定勝ちを収めた。
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格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(2023年4月29日、東京・代々木第一体育館=ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生配信)第5試合、スーパーアトム級(49キロ) RIZIN MMAルール 5分×3R
浅倉カンナ(パラエストラ松戸)がV.V Mei(フリー)に3-0の判定勝ちを収めた。
昨年7月のパク・シウ戦での敗戦は「トラウマ」になっていたという浅倉が生まれ変わった姿をファンに見せた。
新しく打撃を習い始めたという浅倉はスタンドでは、流れるようなコンビネーションでMeiをケージ際に追いつめていく。相手の反撃があるとカウンター気味にしつこくタックル。レスリングだけではない新しい“浅倉カンナ”だった。
何度もテイクダウンを奪ったが、最終R終了間際には腕十字を極めにいく。相手の腕が伸びた瞬間に試合は終了。浅倉は「あー!」と雄たけびをあげていた。判定を待つ間は帽子を深くかぶり目を閉じる。勝利がコールされると、顔の緊張は一気にほぐれ、ホッとした表情を浮かべていた。
試合後にマイクを持つと「今日は応援ありがとうございました。Meiさん相手だからこそ自分も強くなれました。ありがとうございました。今日こうしてたくさんの人の前で試合をするのが勇気も自信も必要でした。支えてくれた人や周囲の応援あって、今日こうして勝つことができました」と感謝を述べる。
またこの日は祖母の誕生日だったようで「ばば、勝ったよ。お誕生日おめでとう」とケージの中からプレゼントを贈っていた。
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【動画】グラウンドで完璧にコントロール 浅倉カンナの巧みな打撃