スダリオ剛、元UFCファイターを完封 パウンドに肘で血祭りに「勝ててよかった」【RIZIN】

スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)が元UFC戦士のロッキー・マルティネス(米国)に3-0の判定勝ちを収めた。

パウンドを落とすスダリオ剛(上)【写真:山口比佐夫】
パウンドを落とすスダリオ剛(上)【写真:山口比佐夫】

ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生配信

格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(2023年4月29日、東京・代々木第一体育館=ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生配信)第3試合、ヘビー級(120キロ)RIZIN MMAルール 5分×3R

 スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)が元UFC戦士のロッキー・マルティネス(米国)に3-0の判定勝ちを収めた。

 スダリオは昨年大みそかのRIZINでジュニア・タファと対戦し、無念の1R・KO負け。今回は再起戦だった。試合前には元UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌーとのスパーで「やれる実感もあった」と語っていた。

 1R序盤からよくジャブを当てていた。オーソドックスの構えでジャブを打ち、ケージを背負う展開ではサウスポーにスイッチ。フットワークで対戦相手を翻弄していった。

 タックルが決まらなければすかさず離れ際にアッパー。流れるような“MMA”を見せていた。グラウンドでは常にトップでコントロール。マウントポジションからパキッと音が鳴る重たい肘を落としていった。3Rを通して試合を支配したスダリオが3-0の判定勝ちを収めた。

 スダリオは試合後、「勝ちました! 前回無様な負け方してしまったんですけど、今回日本人キラーと言われている選手とやって、プレッシャーすごかったんですけど、先月子どもが生まれてお父さんになって初めての試合だったんです。本当にかっこいい試合を見せたくて、本当に勝ててよかったです。今回の試合の前にシビサイ(頌真)選手とか練習して、今日もアップを手伝ってくれて皆に支えられているなと。本当にありがとうございまいた。また、次頑張ります」と笑顔でマイクした。

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