平本蓮は「これからもっと強くなる」 貫禄見せた斎藤裕は感謝「プロフェッショナルな姿勢に救われた」

ダブルメインイベント第8試合では、初代フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が平本蓮(剛毅會)に2-1で判定勝ちを収めた。試合後の会見では平本への思いを明かした。

試合後の会見に出席した斎藤裕【写真:山口比佐夫】
試合後の会見に出席した斎藤裕【写真:山口比佐夫】

多彩な攻撃で「気は抜けませんでした」

格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(2023年4月29日、東京・代々木第一体育館=ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)メインイベント第8試合、フェザー級(66キロ)RIZIN MMAルール 5分×3R

 ダブルメインイベント第8試合では、初代フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が平本蓮(剛毅會)に2-1で判定勝ちを収めた。試合後の会見では平本への思いを明かした。

 試合後、心境について「本当にいろいろあったんですが、今日勝ったので目の前が晴れて見えますね」と感慨。印象について「空手スタイルも向き合って感じた。組技も練習してきていると感じました」と語った。

 また平本の攻撃にヒヤッとした部分を問われると「本当に効いた攻撃はなかったんですけど、結構サウスポーで構えて多彩な蹴り、ハイキックもあったかな。ローキックもそうですし、一発一発が殺傷能力があった。そういった意味では気は抜けませんでした。自分もしっかりブロックしていたので、やばいというのはなかったですね」と評価した。

 今回はプロ30戦目の斎藤に5戦目の平本が挑んだ形となる。5戦目の平本について「自分の5戦目とは全然違うなと思いますね。これから経験を積んでもっともっと強くなっていくと思うんですけど、この試合が彼にとってステップアップというか、この試合があったからUFCに行って勝ち上がるとかそういう試合になってほしいという希望があります」と思いを明かした。

 SNSで盛り上げていた平本には「彼のプロフェッショナルな姿勢に救われた」と感謝していた。

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