俳優の菜々緒が28日、都内で行われた劇場版『TOKYO MER～走る緊急救命室～』の初日舞台あいさつに出席。ドラマ版の続編となる本作の撮影について、これまで何度も「嫌で嫌で仕方がなかった」と語っていた菜々緒だったが、公開初日を迎えて「ちょっと帳消しになる部分がある」と明かした。

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　2021年にTBS系で放送されたドラマの劇場版。オペ室を搭載した大型車両（ERカー）で事故や災害の現場に駆け付け、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」の活躍を描く。映画では、横浜のランドマークタワーで起きた大規模な事故が舞台となる。

　大変な撮影の連続のため、続編が「嫌だった」と語ってきた菜々緒。鈴木亮平から「でも菜々緒さん、現場すごく楽しそうだったよ？」と声をかけられた。「現場は大好きだし、みなさんのことも大好き。でも、まぁとにかく撮影が大変で……」と説明し、「でもこのメンバーだったら乗り切れる自信があった。このメンバーと一緒なら戦友として乗り切っていけるし頑張れると思っていた。不安で仕方なかったけど、映画はできるもんですね」としみじみだった。

　トークでは、共演の佐野勇斗が菜々緒に対してだけ特別な贈り物をしていたことが暴露される場面も。フォンチーが「大変な撮影が続いて、気付いたら佐野くんがドリンクを置いてくれて、すごく優男でした。女子メンバーに媚を売るように。特に菜々緒さんに媚を売る」と話すと、賀来は「飼われてんの？　菜々緒さんに飼われてんの？」と悪ノリ。

　菜々緒は佐野からの置き手紙に“菜々緒さん愛しています”と書かれていたことを紹介すると、その場がさらにヒートアップ。さらに「菜々緒さんが『うれしい』と言ったものを調子に乗って何回も差し入れしていた」「菜々緒さんだけデカめのおいしそうなチョコレートをあげていた」との証言も出てしまい、佐野は「この場に僕のファンもいるんだから！」と大慌て。賀来は「調教されてんの？　菜々緒さんに調教されてんの？」と迫っていた。

　舞台あいさつにはそのほか、中条あやみ、要潤、小手伸也、SixTONESのジェシー、仲里依紗、石田ゆり子、メガホンをとった松木彩監督も参加した。