格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」の試合直前会見が27日、都内で行われた。スダリオ剛がMMAを「床でゴロゴロ」と表現した格闘家への思いを明かした。

「RIZIN.42」の対戦カード発表会見で、安保瑠輝也がMMAを「男同士がゴロゴロ寝転がって、俺はつまらないと思う」と発言。その直後にスダリオは怒りのツイートをしていた。

　このことについて問われると「まず元々RIZINはMMAの団体。MMAのストライカーがグラップラーに対して言うなら分かる。那須川天心選手とかも1度MMAを経験されていますし、難しさも分かっていると思う。K-1王者だった武尊選手だってそんな発言はしないと思う。リスペクトを持ってそれぞれの競技で戦っている。リスペクトがない発言はムカつきますよね」と思いを落ち着いて明かす。

　さらに「『床でゴロゴロ』というならば、してみれば？　って。全然練習でもスパーリングでも僕が経験させてあげるよって。そのときはそういう気持ちでした。今は何とも思っていないですけど。グラウンドって言ってもいろんな展開はありますし、上に乗られて殴られることもあれば、肘を落とされることもあるし、絞められることもある。その表現が好きじゃないですよね」とMMAへの思いを含めて苦言を呈した。