“投神”倉本一真、米国修行回顧 アリゾナの気候でスタミナアップ「乾燥で息が上がって」

格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」の試合直前会見が27日、都内で行われた。太田忍(パラエストラ柏)と対戦する“投神”倉本一真(リバーサルジム新宿Me, We)が試合前インタビューに応じた。

会見に登壇した倉本一真【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇した倉本一真【写真:ENCOUNT編集部】

ヘンリー・セフードのジムで練習

 格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」の試合直前会見が27日、都内で行われた。太田忍(パラエストラ柏)と対戦する“投神”倉本一真(リバーサルジム新宿Me, We)が試合前インタビューに応じた。

 試合直前まで米国修行を行っていた倉本。格闘技の最高峰「UFC」で2階級制覇(フライ級、バンタム級)をしているヘンリー・セフードのいる名門ジムで練習をしてきた。

 渡米した理由について問われると「この試合に向けて米国にいったわけではないんです。たまたま試合前のタイミングで行くことになりました。自分のMMAを進化させるために行きました」と語る。

 その上で今回の試合のイメージについては「自分がペースを作って自分の形でフィニッシュするイメージ。米国修行で全部がレベルアップしました。どこでも極められる自信はある」と豪語した。

 2か月の米国修行。最もきつかったことを聞かれると「最初の方、アリゾナは乾燥していたから、コロナではないんですけど咳が止まらなくて。乾燥でのどがやられて、スパーリングやってもめっちゃ息が上がった。慣れるのに1か月かかりましたが、それを乗り越えてからは、そのおかげでスタミナも上がりました」とうなずいた。

 刺激たっぷりの2か月間。印象に残った日々を回顧した。

「僕が住んでいた場所がセフードのファイトキャンプメンバーで集まっているアパートでした。1つの部屋に3部屋あって、2人ずつベッドがある感じ。僕の部屋はセフードの打撃コーチと一緒だった。休みの日も練習を終わって家に帰ってきても格闘技。セフードのビデオを見たり、僕のビデオを見たり。

 常に休みの日もミットを持ったりしてくれたので本当に集中できました。2か月だけ行くのは決まっていましたし、余計に『ここで何かを得てこないといけない』という気持ちはあった。レスリング時代から寮生活。この年になって、まさかそういうことをやるとは思っていなかった。ヘッドコーチのエリックも同じアパートに泊まって毎日一緒にいたので常に良い刺激をもらって良いことしかなかったです」

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