体調不良のEXILE ATSUSHI、病状説明と弱音「言葉がでにくい」「耳に圧がかかっている」「この痛みがずっと…」
体調不良でソロ全国ツアーの延期などが決まったEXILE ATSUSHI(42)が23日、インスタグラムを更新して病状を詳しく説明した。
インスタグラムで告白
体調不良でソロ全国ツアーの延期などが決まったEXILE ATSUSHI(42)が23日、インスタグラムを更新して病状を詳しく説明した。
「いつも応援してくださっている皆様へ」と題し、SNSなどが更新できなかったこと、所属事務所LDHの発表で心配をかけたことを謝罪。その上で体調不良になった経緯をつづった。
「実は3月中旬頃、仕事関係の方と食事をした際に体調が悪くなり、検査入院を行った結果、一酸化炭素中毒の疑いからくる体調不良という診断を受けました。その環境を作ってしまった方々も、もちろん悪気はなく、意図せず事故的にそういった状況になってしまったのですが、さまざまな原因が重なり、体に不調が出てしまいました。最初の1ヶ月半はめまいと吐き気、頭痛がひどく、起き上がることが辛く、普通の生活をすることも少し大変な状態になってしまい、痛み止めの薬を飲みながら安静にしている状態でした」
そして、現在も回復できていないことを具体的に説明した。
「今も、たまに言葉が少し出てきにくい時があり、トンネルの中や飛行機に乗った時に感じる耳に圧がかかっているような状態がずっと続いていて、ある一定の高い周波数が脳に響きそこからまた頭痛を引き起こしてしまうような状態です。そのため、大きな音で音楽などを聴いたり、長時間歌唱することなども難しく、ライブや歌唱などの仕事を制限しないといけなくなりました」
さらにはLDHの発表と同じく、自身の誕生日である今月30日から開催予定だったソロ全国ツアーの延期、振替公演の約束などを明記。「最短での復活」の目標を「6月13日の東京公演」とし、「回復に努めていけたらと思っております」と決意を示した。
一方で、「以前、自律神経系の病気になったことも影響しているのか、思ったより症状が酷く」と明かし、辛い心境を吐露した。
「夜中になると、寝ようと思って目を閉じるのですが、頭痛と孤独の中で、このままもし治らなかったら、どうなってしまうのだろう…とか、せっかくEXILE完全復活を宣言したのに、その責務を果たせなかったらどうしようなどと不安になったりしています。もちろん時間が経てば良くなると病院の先生もおっしゃってくださっていますし、自分もそう信じているんですが、症状がある間は、まるでこの痛みがずっと続くんじゃないかと、そんな気持ちに襲われてしまって…。弱気になる時もあります。弱音を吐いてしまって申し訳ございません。本当なら、誰にも知られないように静かに療養して、何もなかったように復活するのがプロのエンターテイナーなのかもしれませんが、このSNS時代に、ほぼ毎日投稿を続けていた身としては、無言で投稿しない方が、変な憶測を生んでしまったり、余計にファンのみなさんに心配をかけてしまったりすると思いますし、具体的に仕事にも支障が出るので、正直にお伝えすることにしました」
最後には、焦る気持ちを抑えながら治療に努めることを示し、ファンに向けて「いつもジェットコースターみたいな気持ちにさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、これもATSUSHIというアーティストの生き様です。これからの人生において、少しでも長く、みなさんを癒せるような、優しく、力強い歌を歌えるように、人生を懸けて、音楽活動をしていきたいと思っておりますので、今後ともどうかあたたかく見守っていただけると、幸いです」と願った。