キスして息を吹きかける クロちゃん役の野村周平、ヒロインを心配「きつかっただろうな」

クロちゃんの人生を描くParavi オリジナル人生ドラマ劇場『クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~』。テレビ番組、ネット配信番組に引っ張りだこのクロちゃんの衝撃の行動はネットで話題に。そんな男を“イケメン”俳優・野村周平が演じる。これまでさまざまな役を演じてきた野村が役作りやオファーの経緯、なぜ受けたのかなどについて語った。

クロちゃん役のため増量もした野村周平
クロちゃん役のため増量もした野村周平

受けた理由は「クロちゃんが好き」

 クロちゃんの人生を描くParavi オリジナル人生ドラマ劇場『クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~』。テレビ番組、ネット配信番組に引っ張りだこのクロちゃんの衝撃の行動はネットで話題に。そんな男を“イケメン”俳優・野村周平が演じる。これまでさまざまな役を演じてきた野村が役作りやオファーの経緯、なぜ受けたのかなどについて語った。

 ◇ ◇ ◇

――クロちゃん、黒川明人役のオファーを聞いたときの率直な感想は何ですか。

「率直の意見だと、うれしかったですし、でもなんで俺!? っていうのはありました」

――オファーはどんな言葉だったのでしょうか。

「クロちゃんが実写化されるんですよねって言われて『どういうこと?』って。クロちゃんって実在してるんじゃないの? みたいな(笑)」

――この役は自分ではないという思いはありましたか。

「俺的には第1候補にいろんな俳優さんにあたって、最終的にやってくれそうな人に言いに来たんだろうなと思いました(笑)」

――受けたのはなぜだったのでしょうか。

「元々クロちゃんが好きだったからかな。台本も訳が分からなすぎて、面白いなって。こんなちゃんとしていないことある? みたいな。衣装合わせとかもいろんな衣装を着て出て行くたびに『クロちゃんぽいね~』みたいに言われて。ただそれがうれしかったのと、これをしっかり演じたら、めちゃくちゃ面白いものになると思ってたので受けて良かったですね。このオファーを受けなかった人たちは後悔しておけばいいと思うくらいです(笑)」

――あまりにクロちゃんに似ていて驚きました。役作りでこだわった部分などありますでしょうか。

「衣装合わせの時からどこまで本物のクロちゃんに寄せるのか、寄せないのか。どうしますかって話をしていました。そのまま1日目の撮影になって、『やっぱり声は高い方がいいんじゃない』となり、そこから声の変化だったり、口の動きだったりを意識しました。なるべくぶりっ子にしとけば大体クロちゃんになれました」

――体重もかなり増やしたのでしょうか。

「自由に過ごしてましたね。食べたいもの食って、ビール飲んでおけばいいんです。クロちゃん役としてだとテレビに映って太ってても、『すごい』と言われるんですよ? こんな自由にやらせていただける仕事は初めてでしたね」

――実在の人物を演じて難しさ、面白さなどありましたか。

「役作りはクロちゃんが出ているテレビを見て勉強しました。ビートたけしさん、明石家さんまさんのようなレジェンドではないから逆にやりやすかったです(笑)」

――クロちゃんへ抱いていた印象と演じてみての印象の違いはありましたか。

「僕は元々クロちゃんのことは好きでした。最初は『本当にこの人クズなのかな』とか思っていました。でも面白れえなって。演じるうちにクロちゃんは男の欲求をさらけ出している人なんだなと思いました。世の中の男性が何も我慢せずに欲に忠実に生きたらクロちゃんみたいになります」

――クロちゃんと黒川明人の違いは何でしょうか。

「一緒ですね(笑)。昨日も会ったんですけど、プライベートも同じような感じ。まだ本性を見せてくれていないのかもしれない。今後、一緒にご飯とかお酒飲んだりとかして色んな一面を見れたら面白いなと思います」

――クロちゃんは今回の配役を“上から目線”で語っていました。実際野村さんとはどんなお話があったのでしょうか。

「そうやって言った方が面白いから言ってるだけですよ。実際は『本当に受けてくれてありがとうございます』って言っていました。逆に僕からしたらこれを受けたヒロインたちがすごい。3話が1番きつかっただろうな…。キスをして息を吹きかけられてかわいそうでしたね(笑)」

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