福山雅治、全盲捜査官役 私生活でも白杖で歩行訓練「パッとできる器用な俳優じゃない」
俳優で歌手の福山雅治が主演を務めるTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(23日スタート、日曜午後9時※初回25分拡大)の記者会見が22日、都内で行われた。
4年ぶりの連ドラ出演に手応え「楽しみながら練り上げていった」
俳優で歌手の福山雅治が主演を務めるTBS系連続ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(23日スタート、日曜午後9時※初回25分拡大)の記者会見が22日、都内で行われた。
過去のある事故がきっかけで両目の視力を失ったFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見と、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗がバディを組み、数々の事件を解決に導いていくストーリー。
全盲の捜査官を演じた福山は、役作りについて聞かれると「皆実広見という人間の気持ちや感情だけでお芝居するのは追いつかないと思ったので、衣装だったりヘアだったり、人物の造形と動き方、そして、普段自分自身が見えて生活しているので、見えない状態を経験した。どうやったら見えないように見えるのか、リハーサルから入って監督やプロデューサーと人物を作っていきました」と明かした。
皆実広見は白杖を手に難事件に挑んでいくが、白状は現場以外でも離さなかったという。「パッと行ってパッとできる器用な俳優ではない。割と役を落とし込むのに時間がかかると自覚している」とし、「撮影前からずっと白杖を持たせてもらった。本来はあまり家の中では使わないようですが、自宅の中で使用した。目を閉じて白杖でコツコツやりながら家の中をうろうろしていた」と白杖に慣れるために練習を重ねた。
本作は福山にとって2019年4月期に放送されたドラマ『集団左遷!!』以来、4年ぶりの連ドラ出演となる。会見では「台本をいただいたときから非常に手応えを感じている。ワンカット、ワンシーン、集中して、楽しみながら練り上げていった」と自信をのぞかせた。
会見には大泉洋、King & Princeの永瀬廉、今田美桜、松尾諭、奥智哉、吉田羊、上川隆也も参加した。