三浦瑠麗氏、「自粛疲れ」報道にカチン 「マスコミの大企業正社員的感覚は補正かけたほうがいい」

国際政治学者の三浦瑠麗氏が4日、自身のツイッターを更新。「自粛疲れ」という報道についての持論を展開した。

三浦瑠麗氏
三浦瑠麗氏

経済的に動かなければならない人が一定数いると指摘

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が4日、自身のツイッターを更新。「自粛疲れ」という報道についての持論を展開した。

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 三浦氏は、「『自粛疲れ』という報道にカチンとくるのは、恰(あたか)も選択肢があって快適さのためだけに国民がわがままを言っているから聞いてあげよう、みたいに聞こえるからですね」と「自粛疲れ」というワードへ苦言を呈した。

 続けて、「どれだけ雇用を守れるかと資金繰りに奔走してる経営者は自粛疲れしてるわけじゃないし、クビになった人は自粛疲れで説明できないから」と「自粛疲れ」を理由に行動しているのではなく、経済的にどうにかしなければならない人が一定数いるとした。

 さらに、「大手マスコミの大企業正社員的感覚は心して補正かけたほうがいいと思いますよ。大企業の正社員は全体のごく一部ですからね」と国民の大半は大企業に属しているものではないことを例にあげ、自粛を“したくてもできない”人がいることを指摘している。

 また、雇用不安についてのアンケート調査結果を例に出し、「約半数」が不安を抱えていることを指摘。「大手マスコミの正社員はまるで抱えていないでしょう。そこの感覚を読み間違えないことが重要です」とつづった。

 この一連の投稿には賛否両論のコメントが寄せられている。

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