シンガー・ソングライターの嘉門タツオ（64）が18日、1月下旬に飲酒運転による追突事故を起こしたことを公式サイトで発表した。トップページで「お詫びとご報告」と題した手書きの書面を公開。被害者は治療中で、反省を込めて取り消し処分になった免許を再取得しないことや「断酒」を宣言した。

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「私、嘉門タツオは、1月下旬飲酒運転による追突事故を起こしました。被害者の方は全治7日間という診断でしたが、23年4月18日現在もまだ治療継続されているそうです。1日も早いご回復をお祈りしています」

　その上で「行政処分は免許取消、欠格期間は2年間ですが、今後免許の再取得はしないと決めました」と宣言し、「ライブを楽しみに待っていただいていた皆様、いつも聞いていただいていたFM横浜番組リスナーの皆様はじめ、日頃から応援していただいている皆さまを裏切る行為をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。そしてライブ、イベント、映像、番組などさまざまな方面でご尽力いただいているスタッフ、関係者の皆さまにも心よりお詫びを申し上げます」と謝罪した。

　さらに反省を込めて「自分のとった軽率な行動は、絶対にやってはいけないことであり、どれだけ悪いことだったのか、どれだけたくさんの人たちに迷惑をかけたのか、何回後悔しても足りません。二度とお酒は飲みません」と言い切り、「今後自分の行動を、悔い改め、皆さまに楽しんでいただける曲を届けられるよう、反省し精進いたします。刑事処分が出ましたら改めてご報告をせていただきます。本当に申し訳ございませんでした」と記した。

　嘉門は3月にNEWSポストセブンで、飲酒運転で人身事故を起こしたと報じられた。事故を起こした1月以降は、レギュラーのラジオ番組が休止になり、予定していたライブは中止になるなど、活動を休止した状態にある。