山下美月、“元詐欺師”役をエンジョイ「『どうやってこの人を騙そうか』と」

乃木坂46の山下美月が18日、都内で行われたテレビ東京系列のドラマ8『弁護士ソドム』(28日午後8時、初回2時間スペシャル)の記者会見に出席した。本作で元結婚詐欺師・三木天音を演じることに触れて「私、詐欺向いてるかも」とほほ笑んだ。

記者会見に出席した山下美月【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に出席した山下美月【写真:ENCOUNT編集部】

監督は「『何やってもいいよ』と言ってくださった」と明かす

 乃木坂46の山下美月が18日、都内で行われたテレビ東京系列のドラマ8『弁護士ソドム』(28日午後8時、初回2時間スペシャル)の記者会見に出席した。本作で元結婚詐欺師・三木天音を演じることに触れて「私、詐欺向いてるかも」とほほ笑んだ。

 同役について「なかなか特殊な役柄。それを生かして変装をして渉(福士蒼汰)の手助けをする。この作品の中でも個性的なポジション。私自身、すごく楽しみながら変装したり面白いせりふを言ったりしています」とニッコリ。「ネットで『結婚詐欺』と調べた。どういう手法を使っているのかなとか、過去をどう設定していくのか考えて、監督とお話したときに『何やってもいいよ』と言ってくださった。いろんな服を着ているし、お芝居も自由。台本を読んで、元結婚詐欺師という部分を生かすシーンのときは『どうやってこの人を騙そうか』と考えるのがすごく楽しくて。『私、詐欺師向いてるかも』と思うくらい、どんどん考えていくのが楽しくなっている」と語った。

 変装についてさらに「1話で出る変装が、3時間ちょっとメイクにかかった。取るのにも1時間みたいな。すごい変装を超えた変装をやらせてもらいました」と解説。共演する主演の福士、加藤清史郎が「誰か2人とも分かっていなかった(笑)。分からないくらいの状態。清史郎君は勝手に盗撮とかしてくるし……(笑)」と話した。

 すると加藤は「『撮っていい』って言ったじゃないですか! 『盗撮風に撮りますよ』と言って撮ったんですよ」と盗撮疑惑を否定。「本当に山下さんと思えないくらい。初めて現場でお会いしてから、3~4回目までご本人の顔を見ていない。最近ようやく美月ちゃんの本当の顔に慣れてきました」と明かしている。

 山下はまた、自身のブラックな一面を問われて「もう見るからに真っ白(笑)」と自画自賛するも、「劇中でいろんな声を出していて、『私こんな高い声出るんだ』というくらい高い声を出している。結構地声が低めなんです。すっごいかわいい声を出してるときに『うわ~、自分やってんな~』と思う(笑)。そういうときはちょっと『ブラックかな』と思う。変な声出してます」とあざとポイントに言及した。

 会見には主演の福士、玄理、加藤、光石研も出席した。

 同作は、脚本家・泉澤陽子氏による完全オリジナルストーリーにして、周囲から「ソドム」と呼ばれる型破りな詐欺師専門弁護士・小田切渉(福士、おだぎり・わたる)が主人公のリーガルサスペンスドラマ。小田切は弱者を食い物にする詐欺師の味方をし、裁判で勝たせていく。その様はまさに悪徳弁護士。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的があって……というストーリーが展開される。加藤は天才ハッカーの八雲カイを演じた。

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