高倉健さんの養女、文化人として生島企画室と業務提携「『後悔なく生きる覚悟を』の声が」

故高倉健さん(享年83)の養女で、高倉プロモーション代表の小田貴月(おだ・たか)さんが、芸能事務所の生島企画室と業務提携することが16日、分かった。高倉さんが2014年11月10日に亡くなってから約8年5か月、新たな著書『高倉健、最後の季節(とき)。』(文芸春秋刊)が3月29日に発売されたことを機に、小田さんは文化人として活動することを決意。フリーアナウンサーの生島ヒロシが会長を務める同事務所のサポートを受けることになった。

生島ヒロシ(左)と小田貴月さん
生島ヒロシ(左)と小田貴月さん

高倉さんと約17年を過ごした小田貴月さん

 故高倉健さん(享年83)の養女で、高倉プロモーション代表の小田貴月(おだ・たか)さんが、芸能事務所の生島企画室と業務提携することが16日、分かった。高倉さんが2014年11月10日に亡くなってから約8年5か月、新たな著書『高倉健、最後の季節(とき)。』(文芸春秋刊)が3月29日に発売されたことを機に、小田さんは文化人として活動することを決意。フリーアナウンサーの生島ヒロシが会長を務める同事務所のサポートを受けることになった。

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『高倉健、最後の季節(とき)。』は、小田さんが約17年の時をともにした健さんの“最後の1年”をつづっている。担当医から「悪性リンパ腫」と告げられた後も、高倉さんが仕事復帰に執念を燃やした日々が描かれ、既に重版がかかっている。その状況も踏まえ、小田さんは「この本を書き上げたことで高倉からの宿題を終え、『これからも感性を磨いて後悔なく生きる覚悟を持て』という声が聞こえた気がします」と話している。

 前を向いて歩く決心をした小田さんは、1964年に東京で生まれ、女優を経て海外のホテルを紹介する番組のディレクター、プロデューサーとして活動。96年に香港で高倉さんと出会い、2013年に高倉さんの養女になった。今年3月から顔出し取材に応じている小田さんは、14日放送のNHK『アナザーストーリーズ~高倉健と幸福の黄色いハンカチ』に出演。高倉さんの「(脚本に)1行でも自分の琴線に触れるものがあれば、それを手がかりに役を自分の中に取り組んでいく」という仕事の流儀などを語っている。また、19~21日には、TBSラジオ『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』(月~金曜午前5時)に出演する。

 今後に関して、小田さんは「私が経験した『命の見つめ方』などがお役に立てる場を探したいです。人のぬくもりをお伝えできる声を生かすことや本を書くお仕事が続けられたらうれしいです」などと話している。

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