KREVA、日比谷野音で中高生とスペシャルコラボ 雨天のライブに亀田誠治「これも野音」
東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で15日、「祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー」が開催された。雨天に見舞われた当日は、警視庁音楽隊、東京消防庁音楽隊、東海大学菅生高吹奏楽部の3組による演奏、大妻中野中・高合唱部とミュージシャンのKREVA、武部聡志、亀田誠治によるスペシャルコラボで『ハナミズキ』の合唱も行われた。
「祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー」が開催
東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で15日、「祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー」が開催された。雨天に見舞われた当日は、警視庁音楽隊、東京消防庁音楽隊、東海大学菅生高吹奏楽部の3組による演奏、大妻中野中・高合唱部とミュージシャンのKREVA、武部聡志、亀田誠治によるスペシャルコラボで『ハナミズキ』の合唱も行われた。
日比谷野音は、「ロックの聖地」「フォークの殿堂」として広く知られている野外音楽会場。1923年に開設され、2度の改修を経て、現在は3代目大音楽堂として多様なジャンルのコンサートを開催している。これまでキャロルの解散コンサート、キャンディーズの解散宣言、尾崎豊のステージ飛び降り事件など数々の伝説とも言えるライブが生まれた。今年で100周年を迎える日比谷野音だが、施設老朽化のため、2024年以降に建て替えられることが決まっている。小池百合子東京都知事は「野音はこれからの100年にふさわしい音楽の殿堂へとリニューアルを予定しています。都民の皆さん、アーティストの皆さん、両方から愛される発信拠点にしていきたいと考えております」と意気込みを語っている。
セレモニーでは、中・高そろって日本一に輝いている大妻中野中・高合唱部が、KREVAのラップ、武部のピアノ、亀田のウッドベースとのコラボレーションで『ハナミズキ』の合唱を披露。美しいハーモニーで会場を魅了した。
日比谷野音100周年記念事業実行委員長も務める亀田は「皆さん、お足元の超悪い中、本当にありがとうございます。これも“野音”です。“野音”の伝説はさまざまな天気や状況の中で生まれてきました。僕が少年だった頃は、いつかは“野音”のステージに立ちたいと夢を見てきました。やがてプロになってステージに立ちました。ステージの音が空に向かって飛んで行って、音楽の神様が背中を押してくれるような大事なステージです」と語り、「これまで100年間、本当にありがとう。これからの100年も音楽の聖地として存在していてください」と“野音”へのメッセージを送った。
日比谷野音では4月から11月の8か月にわたり、「ライブ・イベント事業」「アーカイブ事業」「PR事業」の記念事業を実施。この間、さまざまな音楽イベントや展示を開催するという。