俳優の高畑充希と田中圭がダブル主演するテレビ朝日系連続ドラマ『unknown』（18日スタート、毎週火曜午後9時）の制作記者会見が14日、都内で行われ、高畑と田中をはじめ、町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎も参加した。

　秘密を抱えた男女の究極の愛を描く本格ラブ・サスペンス。週刊誌のエース記者としてスクープを連発するも正体は吸血鬼という闇原こころ（高畑）と、交番勤務の熱き警察官である朝田虎松（田中）の“究極の愛”を問うラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が交錯していく。

　本作では、2016年に単発ドラマ、その後連続ドラマと劇場版が制作された人気作『おっさんずラブ』のスタッフが5年ぶりに再集結。見知った顔との久しぶりの再会に、吉田は「ホームグランドに帰ってきたような。いい場所にまた戻ってこられた」としみじみだった。

　続けて、本作の監督も『おっさんずラブ』と同じ人物だと紹介すると「ここでカットかけていいだろってところでカットかけないわけです。延々と延ばしている。最後のセリフを言った後に何かやるんじゃないかと期待してカットかけないんだけど、それがストレスです」と素直に打ち明けて会場を笑わせた。

　また、高畑が「圭さんがワイヤーで吊られるのが上手すぎる」と撮影秘話を語った。「私は吸血鬼で怪力という設定。痴話げんかしてたたくと圭さんが飛んでいくんです」といい、「たまにワイヤーを使ってアクションするけど飛ばされ方が上手すぎて。いままでいろんな現場で飛ばされてきたんだなって、圭さんの歴史を感じる」と称賛した。

　すると田中は「“いろんな現場”っていうか、このチームなんですよ」と『おっさんずラブ』の制作陣を指し、「鋼太郎さんも何度このチームで飛ばされてきたか。飛ばさなくていいのに飛ばすじゃないですか」と嘆き節だった。