NGT48卒業の中井りか、1930字の超長文につづった思い「これからも、推し変禁止は絶対命令だよ!」
NGT48の中井りか(25)が12日、グループ卒業を発表した。その後、自身のSNSには長文で思いをつづった。
グループ卒業発表後に長文でつづった思いとは
NGT48の中井りか(25)が12日、グループ卒業を発表した。その後、自身のSNSには長文で思いをつづった。
中井は、2015年にNGT48の1期生として加入しデビュー。グループの中心メンバーとして活動してきた。AKB48の46thシングル『ハイテンション』で初めてAKB48のシングルの選抜メンバーに抜てきされ、その後も選抜入りし続けた。
卒業発表後に更新したインスタには1930文字の長文を投稿した。以下、全文。
「発表時頭が真っ白になってしまってうまく話せなかったのでここでもご報告させてください!
この度NGT48を卒業することを発表しました。アイドルをした約8年間。私の人生の最低と最高をすべて詰め込んだこの約8年が何よりもかけがえのない宝物になって、これからの未来の道標をしてくれると思っています。
キラキラしているだけじゃなかったけど、辛いことも苦しいことも、ステージから見る景色を見たらどうでもいいことのように思えるふしぎな世界で戦ってきた時間たちを誇りに思います。NGT48は新潟を活動拠点とするアイドルグループです。私が夢を叶えた場所で、見失った場所で、新たな希望と未来を見つけた場所で、何もかもを学んだ場所です。
“振り返ったら青春”青春時計の歌詞をそのままに表すかのようにそこには初めてできた仲間がいて、支えてくれる人たちがいて、わたしにとっての居場所がありました。今まで頂いたお仕事全てをちゃんとできたわけではないけれど、自分なりに傷ついて立ち向かいながらNGT48にもやっと向き合えるようになりました。最初からの目標である、グループにとって、誰かにとって、唯一無二の代わりが効かない人になりたいと強く思うあまり、自分だけで突っ走ってしまった時もありましたが、それでも帰って来れる場所であり続けてくれた大切なグループです。
わたし自身が自分を見失っていた時もあってメンバーもスタッフさんたちも決してわがままだったわたしに対して良い思い出だけじゃないかもしれないけど、最後にはいつも『しょうがないなぁ』とこんなわたしを優しく受け入れて認めてくれていたのかなと、素直になれる今なら感じます。卒業していったメンバーや初期の頃から支えてくださったスタッフさんたちも含めてです。どうしようもないわたしをここまで寛容に受け止めてくれた優しい人たちがどうか、ずっと幸せでいてほしいと心から願います。
24番!と呼ばれたその日に抱いた“こんなアイドルになりたい!”というイメージ像からは程遠いアイドルになってしまいましたがそれでも最後まで悔いなく、アイドルになってやりたかったことは全てやり切ってきたと思います。だからこそアイドル活動にはもうだいぶまえから身に余るほどの幸せを頂いていて、僭越ながらも先頭に立ってきた一員、メンバーの1人としての責任感からなのか、それでもグループがもう一歩ステップアップできたら去ろうと決めていました。昨年グループとしてはじめてアルバムを出して、はじめてツアーをさせて頂きました。
それがわたしにとっては十分の区切りになったかと思います。そしてそのツアーをもってわたしの最後のやりたかったことリストのチェック欄が全て埋まりました。もう思い残すことはないと思い、発表する決意にいたりました。
具体的にはまだ書けませんが、発表した通り最終活動日は夏頃になると思います。まだ少し活動期間はありますが、改めて今までアイドルの中井りかを応援してくださり、本当にありがとうございました。
卒業後は、元々アイドルが夢だったので芸能界を引退することも考えていましたが、心のおやすみを少しとって、切り替えがうまくできたらせっかく私を見つけてくださったファンの方々とお別れするのが、(なにより私が)寂しいので、自分のペースで今まで通りお世話になっている事務所のお仕事を続けながらアイドル中にできなかったやりたいことを少しずつ叶えていけたらと思っています。
いっぱい芸能界を離れる理由は思いついたのですが、離れられない理由がこれしかなくて、しかもそっちの想いの方が勝ってしまいました。だからこれからも応援を、何卒、よろしくお願いします。
ちなみに写真は新潟と富山の県境の海です。わたしは2つのホームタウンがあって本当に幸せ者です。生まれ育った富山も、夢を叶えた新潟もどちらも大好きです。
最後に にわりのみんな こんなわたしを見つけてくれて受け入れて 優しくしてくれて推してくれて本当にありがとう。私がアイドルになって得た1番の宝物は紛れもなく推してくれたみんなです。
みんなが私がアイドルでいられた理由であり、時に残酷なこの世界で何よりの希望でした。支えてくれて幾度もたくさん幸せにしてくれありがとう!みんなって書いてるけど、本当は名前全員書きたいくらい、!感謝を伝えても伝えきれない時はどうしたらいいんだろう、日本語感謝表現すくなすぎわろたに園の草茶漬け
そして、これからももちろん、みなさまの人生に我が物顔でずかずか介入していく所存です!これからも、推し変禁止は絶対命令だよ!長々とすみません!
青春時計の発売日、この春の良き日に素敵な発表の場を設けてくださった運営の方々本当にありがとうございました。2023.4.12 中井りか」
この長文投稿にはファンからの多数の労いの言葉が寄せられている。