英・ジョンソン首相、主治医が“死の宣告”を準備していた、驚きの事実を告白

新型コロナウイルスに感染した英国のボリス・ジョンソン首相が衝撃の事実を明かした。同首相の主治医が“死の宣告”を準備していたというのだ。英地元紙「ザ・サン」日曜版が報じている。

危機的状況を乗り越え、無事に退院したボリス・ジョンソン首相【写真:Getty Images】
危機的状況を乗り越え、無事に退院したボリス・ジョンソン首相【写真:Getty Images】

英地元紙「ザ・サン」日曜版が報じる

 新型コロナウイルスに感染した英国のボリス・ジョンソン首相が衝撃の事実を明かした。同首相の主治医が“死の宣告”を準備していたというのだ。英地元紙「ザ・サン」日曜版が報じている。

 ジョンソン首相は3月下旬に感染が判明して入院。一時は集中治療室(ICU)に入るほど生死の境をさまよったという。4月12日に退院し、現在は執務を行っている。

「ザ・サン」のインタビューに応じたジョンソン首相は「私は当時、最高の状態から程遠い状況だった。不測の事態に備えた計画も準備されていることにも気づいていた。医師たちはすべての準備を手配していたんだ」と語っている。

「長い間、鼻に管を入れて、何リットルも何リットルも酸素を供給された」とICUの日々を振り返ったジョンソン首相。計器が示す数値が悪化する現実を目の当たりにし、「どうすれば、この状態を抜け出せるのか?」と自問自答したという。

 さらに、ジョンソン首相は「たった数日で私の健康状態がここまで悪化するなんて信じがたいことだった。苛立ちの気持ちを覚えている。状況が好転しないことが信じられなかった。彼ら(主治医)が気管からチューブを外す五分五分のところまで、状況は悪化した」と告白。

 だが、危機的状況を乗り越え、無事、退院。「本当に最高の看護に感謝している。彼らは大変な仕事をしてくれた」と入院先となったセント・トマス病院の医師や看護師らに心から感謝していた。

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