SixTONESのジェシーが11日、東京国際フォーラムにて開催された劇場版『TOKYO MER～走る緊急救命室～』完成披露試写会に出席。出だしのあいさつからボケて会場を沸かせていた。イベントには、鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、佐野勇斗、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子、松木彩監督も登壇した。

　研修医の潮見知広を演じたジェシー。最初のあいさつから「ジェシー役をやらせていただきました潮見知広です」とボケをかますと、鈴木や菜々緒から「いいよー」とグーサイン。劇場から参加ということで、出来上がったチームに入らなければならなかったジェシー。鈴木が「彼が恐れずに飛び込んできてくれたので僕らも助かりました」と持ち前の明るさで現場を盛り上げてくれたことに感謝を述べる。

　オファーを受けたときは「僕でいいのかな」と感じたというジェシー。続けて「ドラマを観てきて、このチームに入れるのかな」という不安もあったというが、「現場では皆さんがとても優しく、勉強になりました」と感謝。本作の撮影を経験して「自分も強くなりました」と成長を実感できたというと「でき上った作品を観て、ボロボロ泣きました。この映画を観て、感動しない人はいないと思う」と断言。

　さらにジェシーは「命ってなんだろう、仲間ってなんだろう。一人で生きていくことって難しいな。支えって必要だなと思いました」と真摯に語る。それでも持ち前の明るさは、共演者たちにも大きな助けになっているようで、ジェシーのボケに要や石田も乗っかり、あいさつするなど、舞台あいさつでもムードメーカーぶりを発揮していた。

　本作は、2021年にTBS系で放送されたドラマ『TOKYO MER～走る緊急救命室～』の劇場版。オペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場に駆け付け、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」が、みなとみらいのシンボル・ランドマークタワーで起きた大規模な事故に立ち向かう姿が描かれる。