俳優の松下洸平が11日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系の新ドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』（4月17日スタート、月曜午後10時）の制作発表に出席した。複数の共演者の話題が松下に集中した。

　本作は、元弁護士の異色の探偵・上水流涼子（天海祐希）が、変わり者の天才バディ・貴山伸彦（松下）と“あり得ない手段”であり得ない事件に挑む様を描く。初回は15分拡大して放送する。

　松下と共演経験がある仲村トオルは「初めて仕事したのは10年ほど前。カンテレさんの『素敵な選TAXI』。本人にも言ったことあるんですけど『この子、きっと来るな～！』と思った。案の定来た。舞台やってここ2年くらい、ちょっと来すぎ。洸平来すぎだよ！　もう危機感を感じるくらい来ている」と褒めちぎった。

　それを聞いて松下は「いやいや、とんでもないです。まだまだなので。『来すぎ』というのは初めて（言われた）」と謙遜した。

　中川大輔は、松下のライブを鑑賞したと明かし、「この佇まいから想像できないテンション。始まった瞬間に『盛り上がってるか立川～！』ってピョンピョン跳ねながら（ステージに）来た。驚いちゃった。どっちが本当の人なのかつかめなかった」と振り幅の大きさに言及。

　白石は「先日、メイクさんがタブレットを欲していらっしゃったみたいで、まさか自作でプレゼントするとは……」と告白。松下が「（現場で）何が欲しいかという話になって、その方が『タブレットが欲しいです』とずっとおっしゃっていた。冗談で、雑談の中で『貴山さん買ってくださいよ～！』となった。ちょっと合間に、タブレットの絵を描いて渡した（笑）」と補足すると、白石が「めちゃくちゃスタッフさん思い。先輩にこんなこと言っていいのか分からないですけど、かわいらしいことをナチュラルにされる方」と笑顔を見せた。

　さらに主演の天海が、劇中で松下が証券会社の社員に扮したスーツ姿に触れて「あれ、いいですよ～！　お姉さま方は楽しみにしていてほしい。いいですよ、そこは」とアピール。ふと我に返って「もう、おばちゃんルンルンしてるみたいじゃないですか。素敵ですよ」と笑った。

　会見には丸山智己も出席した。