朝倉未来、前王者と対戦も余裕の笑顔「あれだったら僕がKOしちゃいますよ」【RIZIN】
格闘家の朝倉未来が11日、格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(29日、東京・代々木第一体育館)に向け公開練習を行った。
同じ大会に出場する平本蓮へ「もし勝ったらすごい天才」
格闘家の朝倉未来が11日、格闘技イベント「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(29日、東京・代々木第一体育館)に向け公開練習を行った。
1年4か月ぶりの復帰戦。前RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎との対戦へ格闘家の体を作ってきている未来。顔はシュッと小さくなり、ウエストも引き締まっている。無駄な脂肪などもなくなっていた。
1分のミット打ちでは、得意の左ミドルやパンチのコンビネーションを披露。軽めのミット打ちだが打撃のキレは一目瞭然だった。
試合までの準備期間は長く取れた。自身のSNSでも過去1番強いと豪語している。オファー時期について問われると「期間は毎回こんな感じにしてほしいと思います。年末には決まっていたので、約4か月良いトレーニングできました」と穏やかな笑顔を浮かべた。
分析家としての一面もある。試合前予想の的中率は高く、堀口恭司―金太郎ではフィニッシュまで当てていた。自身の試合はどうなのか。
「フィニッシュのイメージはありますね。あまり言えないですけど、これは決まるだろうというものが何個かあって。試合展開は相手次第。打撃戦になると思います」
前フェザー級王者との対決だが「警戒している場所はあまりない」と余裕の表情。牛久の印象については「どこが強いのか分からない。全体的にという感じですね。でも腕の力は強いんだろうなと思っていてそれが弱点だと思っています」と口にした。
牛久はファンからはスタミナがあると言われているが、未来は真っ向から否定。「持久力はないですよね。過去の6、7試合を見ましたけど、体力ないなと思いました。3Rから急激に落ちますよね。あれだったら僕がKOしちゃいますよ」と笑った。
さらに「僕はそもそも試合で体力がきれたことはないです。今は過去1番ありますね」と上回っていることを強調した。
今大会はダブルメインイベント。斎藤裕―平本蓮も行われるが、その試合について「普通に斎藤選手が勝つと思っていて、平本がもし勝ったらすごい天才だなと。勝ったらやることになるかもしれないですね」と語っていた。