ラグビーW杯で「スクール☆ウォーズ」再脚光…35年経っても“色褪せない”魅力

「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ」(C)TBS・大映テレビ
「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ」(C)TBS・大映テレビ

TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」も好調で“相乗効果”に期待

 ラグビーW杯として初めてのアジア開催となる今回の日本大会。9月20日の日本代表ーロシア代表の開幕戦を皮切りに、11月2日に決勝が予定され、今年の秋はラグビーが大きな脚光を浴びることは間違いない。

 現在放送中のドラマ「ノーサイド・ゲーム」は、池井戸潤原作の作品で、社会人ラグビーチームの再建とサラリーマン人生の再起がテーマ。骨太の人間ドラマの行く末に注目が集まる。

 リバイバルの可能性を考えた時に、近年は音楽界が目覚ましい。アニメ「ガンダム」が今年で40周年を迎え、歌手でタレントの森口博子が再ブレーク。2017年には、登美丘高校ダンス部が披露した“バブリーダンス“をきっかけに1985年発売の荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」が再ヒットを記録したのは記憶に新しい。

スクール☆ウォーズは青春ドラマの金字塔だ
スクール☆ウォーズは青春ドラマの金字塔だ

 ラグビーにまつわる名曲と言えば、松任谷由実の「ノーサイド」が筆頭に挙げられるだろう。

 それに、スクール☆ウォーズの主題歌「ヒーロー」。同曲を歌う麻倉未稀は「スクール☆ウォーズのおかげでいろいろなところで歌わせてもらった。ラグビー場やアメフト、バスケットボールにも呼んでもらった。外国のカバー曲がここまでかわいがっていただけるのはスクール☆ウォーズのおかげ。ドラマを見てラグビーを始めた方がたくさんいらっしゃる。その方々がいま偉くなって、私を呼んでくださる」と、オファーの絶えない理由を明かした。世代を超えて、さらなる認知度を高めることになるかもしれない。
 
 どこにヒットの種が隠されているか読みにくい現代。しかしながらこの秋のトレンドは、ラグビーとエンタメの組み合わせがキーワードの一つとなりそうだ。

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