フジ月9『教場0』主題歌はUru、ドラマ内でサプライズ発表 木村拓哉「目頭が熱くなりました」
シンガー・ソングライターUruの新曲「心得」が10日にスタートした、木村拓哉主演のフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時、初回30分拡大)の主題歌に決定。5月1日にデジタルシングルとしてリリースされる事も発表された。この日の放送内でサプライズで明らかになった。
木村とはラジオ出演などで交流、月9ドラマの主題歌は初
シンガー・ソングライターUruの新曲「心得」が10日にスタートした、木村拓哉主演のフジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時、初回30分拡大)の主題歌に決定。5月1日にデジタルシングルとしてリリースされる事も発表された。この日の放送内でサプライズで明らかになった。
ドラマ『教場』は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(14年)第2位を獲得した長岡弘樹の「教場」シリーズが原作。警察小説の新境地として、シリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっていた作品を、主演・木村拓哉×脚本・君塚良一×演出・中江功で「教場」「教場II」として20年と21年に新春SPドラマとしてオンエア。
神奈川県警の警察学校という密室を舞台に、冷徹で最恐の教官・風間公親が、「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、冷酷無比なやり方で生徒たちをふるいにかけていきながら、彼らがそれぞれ抱える様々な葛藤や秘密が渦巻く中で次々と巻き起こる事件を乗り越え、卒業するまでを描いた内容で大きな話題を呼んでいた。
そして10日からフジテレビ開局65周年特別企画として、『風間公親-教場0-』がスタート。「教場」「教場II」で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く連続ドラマで、“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学んでいくストーリーとなっている。赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太など豪華キャストが出演する。
主題歌「心得」は、Uruが作詞・作曲を手掛けドラマのために書き下ろした楽曲で、静けさの中に確かな意思を感じさせる清廉なバラード。木村は、「今回の主題歌が現場に届き、それを耳にしたとき、風間がバディを組む新人刑事たちの顔が浮かんできて目頭が熱くなりました。目の前に立ちはだかる試練に対して、新人刑事たちそれぞれが苦しみ、悩みながらも、踏ん張る。風間という人物から、新人刑事たちへのメッセージソングになっていると思います」とコメント。
Uruは「何事にも流されず物事の本質を捉え追究していく風間の姿に尊敬の念を抱きつつ、自分なりの心得と志を持って歩き続けていれば必ず道は繋がっていくという事を教えてもらったような気がします。この曲が、風間や全ての登場人物、作品に寄り添うことのできる曲になってくれる事を願っています」と主題歌に対してコメントを寄せている。
木村のオリジナルアルバム『Go with the Flow』へ楽曲提供を行った事をきっかけに、ラジオ出演などでの交流はあったものの、主題歌としてタッグを組むことは初めてで、Uruがフジテレビ月9ドラマの主題歌を担当するのは今回が初となる。
あわせて『心得』のジャケット写真が公開された。歌詞の中に出て来る<蕾>がモチーフになっており、『教場』シリーズの劇中でも度々登場する花ともリンクを感じる、印象的なアートワークに仕上がっている。