【どうする家康】家康と信長に漂う緊迫感 NHK「浅井長政、突然の裏切り」
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。
松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第14回の見どころを探る
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。
第13回までに、家康が京へ向かい、足利義昭(古田新太)の家臣・明智光秀(酒向芳)や商人・茶屋四郎次郎(中村勘九郎)、市(北川景子)の夫・浅井長政(大貫勇輔)らと出会う様子が描かれた。義昭に謁見した家康だが、将軍の器とは思えない義昭の愚かなふるまいに戸惑う姿もあった。終盤には信長(岡田准一)が「この日ノ本を北から南まで一つにする」と、野望を語る様子が描かれた。そんな中、浅井が信長の妹である妻・市に対し、「義兄上を裏切る。織田信長を討つ」ときっぱりと語る姿もあった。16日放送の第14回はどんな展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、信長と共に、朝倉義景との戦に臨んだ家康。その裏では、浅井長政が謀反を決意していたという展開に。浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。長政の妻・お市の心中を察した侍女・阿月(伊東蒼)は、謀反を知らせるため、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうが……、という流れとされる。
公式サイトの第14回の予告映像には「浅井長政、突然の裏切り」という字幕があり、信長の「朝廷のために戦っている」と叫ぶ姿や家康が「おまえの心の内などわかるもんか」と怒りに満ちた声で叫ぶ映像があった。信長や家康の様子から厳しい状況、緊迫した雰囲気が伝わってくる。阿月の動きなど、「金ヶ崎の戦い」が、舞台裏を含めてどう描かれるのか注目したい。戦国時代を描く作品の醍醐味を味わえる気がする。