俳優の菅田将暉が5日、都内で開催された映画『銀河鉄道の父』（5月5日公開）の完成披露試写会に出席。自身の「バカエピソード」を紹介する場面があった。試写会には、役所広司、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯、成島出監督も登壇した。

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　同作品の内容にちなみ「自分バカだな」と思ったエピソードを紹介する一幕が。菅田は「中学1年生のときに、理科室で顕微鏡を覗くみたいな理科の授業があったんです。『つまらないな』ってピンセットを片手に持って聞いていたら、ピンセットが引っかかるところがあって、パッと見たらコンセントで。次の瞬間に爆発して、学校中が停電しました」と学生時代の事件を紹介した。

　続けて「5分後くらいにパッと明るくなったら『菅田！』って怒られて。気づいたら泣いていました。そのときに『コンセントにピンセットを差したらいけないんだな』って知りましたね。バカ過ぎますよね……（笑）」と苦笑した。

　同作品は、宮沢賢治が「ダメ息子だった！」という大胆な視点を軸に、宮沢賢治に関する大量の資料の中から父・政次郎について書かれたものを集め、究極の家族愛を描いた小説「銀河鉄道の父」を原作に映画化。監督は『八日目の蝉』『いのちの停車場』の成島監督が務め、主演で宮沢賢治の父・政次郎を役所、長男・賢治を菅田、賢治の妹・トシを森、賢治の弟・清六を豊田、母・イチを坂井、祖父の喜助を田中が演じる。